MSD株式会社が「PRIDE指標2025」でダブル受賞　多様性の実現に向けた取り組み評価

MSD株式会社が「PRIDE指標2025」でダブル受賞

MSD株式会社（本社：東京都千代田区）は、一般社団法人work with Prideが設けた職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取り組みを評価する「PRIDE指標2025」にて、最高位の「ゴールド」を7年連続で受賞したことを発表しました。さらに、今年度から新設された「レインボー認定」も初めて獲得し、ダブル受賞の快挙を成し遂げました。

多様性の推進による職場環境の向上

MSDは2014年に「MSDダイバーシティ＆インクルージョン宣言」を発表以来、全ての社員がその能力を最大限発揮できる職場環境の構築を目指しています。具体的には、同性パートナー登録制度の導入や、同性パートナーの育児休業制度の拡大など、様々な制度を整備しています。

社員の意識向上を図るために、社内での啓発活動にも力を入れています。特に、毎年6月に実施されるプライド月間では、LGBTQ+への理解を深めるイベントが開催されており、多くの社員が積極的に参加しています。これにより社内での理解がさらに進み、LGBTQ+の社員が安心して働ける環境をつくることに貢献しています。

PRIDE指標2025とダブル受賞の意義

「PRIDE指標2025」は、企業がLGBTQ+への取り組みを評価するための指標であり、行動宣言、当事者コミュニティ、啓発活動、人事制度、社会貢献など、5つの観点から評価されます。MSDが受賞した「ゴールド」は、これらの取り組みが優れていることを示し、顕著な努力が認められた結果といえます。

加えて初めて獲得した「レインボー認定」は、日本におけるLGBTQ+に関する法制度の実現を支持し、相互理解や権利擁護のために協力を深めている企業として評価されるものです。特に、認定NPO法人「ぷれいす東京」と連携し、2024年から実施予定のLGBTQ+の性の健康支援事業「”CONSENT”プロジェクト」がこの評価の一因となりました。

社外での啓発活動

MSDは社外でも積極的に活動を展開しています。2020年には、work with Pride実行委員会に参画し、LGBTQ+が自らの個性を活かせる職場作りに貢献しています。また、婚姻の平等を進めるキャンペーン「Business for Marriage Equality」にも参加し、継続的に取り組みを行っています。

今後もMSDは、ダイバーシティ＆インクルージョンをより一層推進し、多様性を受け入れる開かれた職場環境を確保することに注力していく方針です。社員が自身の強みを活かし、イノベーションを創出する場を提供することで、多様な背景を持つ人々を支援し、さらなる成長を遂げていくことでしょう。