熊本に新たに誕生する都市型ブックホテル『HOTEL TAU, KUMAMOTO』

熊本の新しい都市型ブックホテル『HOTEL TAU, KUMAMOTO』

2025年10月1日（水）、熊本市中央区の下通に新しく誕生する『HOTEL TAU, KUMAMOTO』は、古くからの歴史を持つ場所に位置しています。元々は、文豪・夏目漱石が教師として赴任し、鏡子夫人との挙式を行なった意義深い地。このホテルは、熊本の文化と人々をつなげるハブとして、リブランドを経て新しい姿を見せます。

コンセプトとデザイン

『HOTEL TAU, KUMAMOTO』のコンセプトは「Travel As Unique」（ユニークな旅を）です。デザインは、クリエイティブユニット『KIGI』が手掛けたもので、ユニークさが表現されています。ホテルのエントランスには西畠清順氏の『そら植物園』による植栽が施され、緑あふれる空間が訪れる人々を迎えます。

また、入るとすぐ目に飛び込むのは、さりげなく飾られた小倉織のテキスタイルを用いた縞模様の壁面。これは『小倉縞縞』によるもので、熊本の伝統を引き継ぎながらも現代的なセンスが感じられます。

TAU Libraryの魅力

ホテル内には、文化を喫する入場料のある書店『文喫』が監修したブックライブラリー『TAU Library』が設置されます。ここでは、「熊本を歩く」「漱石をほどく」「文化とつながる」などのテーマに沿った約5,000冊の本が揃い、訪れる人に知的好奇心を刺激します。

コーヒーのサービスもあり、静かに本を読みながらゆったりとした時間を過ごせるスペースです。朝食は、郷土料理を含むビュッフェスタイルで提供され、地元の食材を楽しむことができます。

客室デザインと設備

客室は全69室、様々なタイプが用意されており、訪れる人のニーズに合わせて選ぶことができます。熊本城をモチーフにした部屋や、畳の和風部屋など、熊本の特色を感じながら宿泊できるのが魅力です。

部屋には全てスマートテレビが完備され、長期滞在向けにはミニキッチンや電子レンジが設置されたタイプもあります。また、遠赤外線サウナやプロジェクターのある部屋もあり、特別な時間を提供します。さらに、『ReFa』製のシャワーヘッドを採用したバスルームや、様々な便利な貸出備品も用意されています。