聖書の世界展
2024-07-01 19:12:57

聖書の世界と古代オリエント!夏の特別展が古代オリエント博物館で開催!

聖書の世界と古代オリエント文化に触れる!古代オリエント博物館の夏の特別展



東京都豊島区にある古代オリエント博物館では、2024年7月13日(土)から9月8日(日)まで、夏の特別展として「聖書の世界~伝承と考古学~」と「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」を同時開催いたします。

「聖書の世界~伝承と考古学~」では、世界で最も読まれている書物と言われる聖書の成立背景を探ります。旧約聖書と新約聖書が生まれた古代オリエント地域の歴史や文化を、当時の資料を通して紐解き、現代まで続く聖書の伝承を紹介します。展示では、レニングラード写本や死海写本など貴重な資料の他、日本隊による発掘調査で出土した資料も展示されます。

「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」は、古代オリエントの世界を楽しく学べる特別展です。古代の道具や技術を実際に体験できるコーナーや、古代文字体験コーナーなど、子どもたちが古代オリエントの魅力に触れられる内容となっています。ワークシートを用いた学習や、夏休みの自由研究に役立つ「ミュージアムノート」の無料配布など、充実した内容です。

展示内容



「聖書の世界~伝承と考古学~」

第1部:聖書とは何だろう?
 旧約聖書と新約聖書が生まれた背景、誰が、いつ、何のために書かれたのかを紹介します。
第2部:考古資料から見る聖書の時代
 パレスチナ地域の古代史を、実際の考古資料で紹介します。エジプトやメソポタミアといった古代文明と比較しながら、古代イスラエル人の思想が現代までどのように受け継がれてきたのかを考えます。
第3部:聖書の伝承
 聖書がどのように現代まで伝承されてきたのか、羊皮紙や書物を通して紹介します。後半では、開国後の日本で翻訳され受け入れられていった聖書を紹介します。
第4部:「聖書の地」を発掘する
 イスラエル/パレスチナで行われた日本隊の発掘調査の成果を紹介します。天理参考館に収蔵されているテル・ゼロール出土資料などを通して、当時の暮らしや文化を垣間見ることができます。

「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」

ハンズ・オンコーナー
 古代のハンコ「円筒印章」を押したり、粘土にコインを打刻したり、3Dプリンターで作成した展示物のレプリカに触れたりできる体験コーナーです。
古代文字体験コーナー
 古代メソポタミアの「楔形文字」、古代エジプトの「ヒエログリフ」、聖書の時代の「アラム文字」を実際に書いてみることができます。
子ども解説パネル
 子ども向けにわかりやすく解説されたパネル展示です。
ミュージアムノートの無料配布
 夏休みの自由研究に役立つ「古代オリエント博物館特製ミュージアムノート」を小中高生に無料で配布します。

関連イベント



講演会、オンライン講座、ギャラリートーク、視覚障害者の方向けの展示解説ツアー、子供向け展示解説ツアー、ワークショップなど、様々なイベントが開催されます。詳細は博物館のウェブサイトをご確認ください。

まとめ



聖書の世界と古代オリエント文化を深く知ることができる、貴重な機会です。ぜひ、古代オリエント博物館の夏の特別展へ足を運んでみてください。


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