岡山大学の医療メタバース
2024-08-04 15:12:11

メタバース導入で新たな医療支援を目指す岡山大学とクラスター社の挑戦

メタバースが医療を変える!



国立大学法人岡山大学が、国内最大級のメタバースプラットフォームを提供するクラスター株式会社と連携し、新たな患者支援の取り組みを始めました。このプロジェクトは、特に小児および若年成人の希少がん患者を対象にしており、全国の医療機関をつなぎ、患者同士の交流の場を提供しようとしています。

研究の背景と目的



岡山大学の医療情報化診療支援技術開発講座で活動を行う長谷井嬢准教授は、2023年からメタバース技術の導入に取り組んでおり、患者同士が孤独を感じることを防ぐ新たな仮想空間の実現を目指しています。患者が心の支えを見つけ、他の患者とつながることができるプラットフォームを構築することは、彼らの医療体験に大きな影響を与えることが期待されるのです。

メタバース交流会の実施



長谷井准教授の指導のもと、これまでに合計で12回のメタバース交流会が予定されています。これらの会では、参加者がリアルタイムで意見を交わせるだけでなく、国境を越えた情報交換も可能となるため、時間や場所の制約を超えた支援が実現します。しかし、技術的な課題も多く残されており、研究者たちはその解決に日々奮闘しています。

クラスター社との連携



この度、クラスター社が長谷井准教授の研究に連携を発表したことで、技術的なサポートが強化され、よりスピーディーにプロジェクトを進められる可能性が広がりました。クラスター社はこれまで、様々な企業や団体との協力を行ってきましたが、個別の研究プロジェクトとの連携は初めての取り組みとなります。この新たな関係は、医療分野でのメタバース活用を大きく前進させるものと期待されているのです。

今後の展望



長谷井准教授は、「メタバースは医療に革命をもたらす可能性がある」と話し、「患者さんに対して、より良い医療サービスを提供できるよう全力で取り組みます」と述べており、今後の研究展望に対する期待が高まっています。このプロジェクトが医療のあり方をどのように変えていくのか、今後の動向に注目が集まります。

まとめ



岡山大学とクラスター社の連携によるメタバースを利用した新たな患者支援の取り組みは、医療分野において革新的な変化をもたらす可能性があります。今後もこのプロジェクトの進展を見守り、医療とテクノロジーがどのように融合していくのか、その過程を追い続けていきたいと思います。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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