360°映像プロジェクト
2015-06-09 10:00:03
関西大学高槻キャンパスが手掛ける360°映像プロジェクトの魅力とは
高槻キャンパス産官学連携プロジェクト「360°frontier」が始動
関西大学高槻キャンパスを拠点に、総合情報学部の教員や学生たちが中心となって進められている「360°frontier」プロジェクト。これは、地域の魅力を発信するための取り組みであり、無人航空機を用いて全天球映像を制作し、自然や歴史、文化、さらには地域のイベントの姿を新たな視点で切り取ることを目指しています。
プロジェクトの背景
「360°frontier」では、関西大学と共に、株式会社大広やブルーイノベーション株式会社が連携し、高槻市と協力して地域のさまざまな魅力を引き出そうとしています。プロジェクトの一環として、無人航空機の操縦技術を利用した映像制作を行い、魅力的なコンテンツを地域の情報源として位置づけています。
上空からの新たな視点
プロジェクトのポイントは、360°動画撮影が可能な高性能カメラと無人航空機を併用することで、上空から全方位の視覚情報を取得する点にあります。これにより、観る人は自分が見たい方向を自由に選び、より没入感のある体験を得ることができます。実際に、4月7日には「摂津峡公園」の桜を、5月1日には「こいのぼりフェスタ」の様子を撮影し、四季折々の風景を題材にした映像が制作されました。
参加する学生たちの活動
このプロジェクトには、総合情報学部の学生たちも大いに参加しています。彼らは、ブルーイノベーション株式会社の協力を得て無人航空機の操縦技術を学び、ワークショップ形式で実践的なスキルを習得しました。また、映像コンテンツの企画から編集までの過程に積極的に関わり、地域のイベントへの参画を通じてその発信力を高める役割を果たしています。
それだけでなく、プロジェクトのウェブサイトや地域の公共施設に映像を掲出することで、広く人々にその魅力を伝えていくことも目指しています。
今後の展開
関西大学では、今後も地域貢献や新しい形の地域コミュニケーションを推進し、地域の特性や魅力を最大限に引き出せるような取り組みを続ける意欲を示しています。特設ウェブサイト「360°frontier」もオープンしており、活動の進捗や作品も随時掲載されています。
このように、関西大学の取り組みは、地域に新たな視点をもたらし、多くの人々がその魅力を楽しむためのきっかけを提供しています。
会社情報
- 会社名
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学校法人関西大学
- 住所
- 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
- 電話番号
-
06-6368-0007