i-PRO、経済産業省より「DX認定事業者」に選定
i-PRO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO 中尾 真人)が、2025年6月1日付で経済産業省の定める「DX認定制度」に基づく「DX認定事業者」に選定されたことを発表しました。この認定は、デジタル技術を通じて自社のビジネスを効果的に改革し、持続的な成長を目指す企業に与えられます。
DX認定制度とは
デジタル変革(DX)は、現代の企業戦略において不可欠な要素となっています。経済産業省が策定したDX認定制度は、特に「情報処理の促進に関する法律」を基にしたもので、デジタルガバナンス・コードに即した基本的な事項を満たす企業を国が認定する制度です。この認定を受けることで、企業はデジタル化に向けた信頼性や取り組みの正当性を社会に示すことができます。
i-PROのデジタル戦略
i-PROは、デジタル化を企業価値の創造及び経営の最適化に繋げるための重要な戦略として位置付けています。また、自社の成長戦略である「オープンポリシー」と「タイムベース競争」の達成を目指し、全社的な業務改革を推進中です。特に、データドリブンな働き方の促進や全従業員へのデジタル環境提供を重視し、学びの機会を提供しています。
過去の取り組み
i-PROは2019年にパナソニックから独立し、以降の2年間で全ての基幹システムを新たに構築。グローバルな統合を果たし、全社的なデジタルプラットフォームの整備を進めています。製品開発や生産管理、サプライチェーン、経営管理に至るまで、全ての活動においてデジタル化を推進。特に、カスタマーエクスペリエンスの向上に向けた取り組みは顕著です。
DX活動体制
i-PROでは、各事業部門リーダーおよびCxOが中心となり、CIOをはじめとするビジネスプロセステクノロジーチームと共に、プロジェクトを進める共創体制を確立しています。この体制により、迅速かつ効果的な実行力を高める狙いがあります。
今後に向けた展望
デジタル技術は急速に進化しており、企業は変化に柔軟に対応する必要があります。i-PROはAI技術を用いた製品やサービスの展開を進め、デジタル化を通じたビジネスの変革を実現し続けることで、顧客やパートナーへのエクスペリエンスを向上させていく方針です。さらに、本年10月には新たに自社生産の佐賀工場を開設する予定で、これにより短納期での製品提供を実現し、グローバルな競争優位を確立するためのデジタルオペレーションの強化が進められています。
今後もi-PROのDXに関する取り組みは、コーポレートサイトで随時更新される予定です。企業やユーザーのニーズに応じて、最適化されたサービスを提供していくi-PROのさらなる発展に期待が高まります。
さらに、DX認定制度についての詳細は経済産業省の公式サイトや、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が提供する情報を参考にすることができます。
i-PRO株式会社の概要
i-PRO株式会社は、パナソニックから独立して設立されたグローバル企業で、セキュリティ、セーフティ、医療用エッジコンピューティングカメラの分野でリーダーシップを発揮しています。60年以上の歴史を持ち、高品質で信頼性の高いハードウェアを基盤とした製品群を展開しており、業界の最先端技術を用いた製品開発を進めています。AI技術の倫理的な活用や堅牢なサイバーセキュリティの確保を重視し、持続可能なテクノロジーの提供を目指しています。最近では国連グローバル・コンパクトへの参加も果たし、社会的責任を果たす企業としての成長を続けています。