イークラウド、オンライン本人確認システムの導入で利便性向上
株式投資型クラウドファンディングを提供する「イークラウド」が、新たにオンラインで本人確認が完結する「LIQUID eKYC」を導入しました。このシステムは、投資家登録プロセスにおいて、手軽さと効率を追求するものです。
従来の本人確認手続きの課題
従来の金融機関における本人確認は、対面での原本確認や書類の郵送が主流でした。これにより、投資家は手間と時間をかけなければならず、ストレスを感じることが多かったのです。そこで、イークラウドはこの煩わしさを解消すべく「LIQUID eKYC」を導入しました。
LIQUID eKYCの特徴
この新たなシステムでは、スマートフォンを使用して本人確認書類と顔を撮影するだけで本人確認ができます。運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類1点があれば、これで手続きが完了します。
導入することで得られる利点
- - 画像認識精度の向上: AIによる学習を活かし、顔認証精度が高められています。
- - 操作がシンプル: 手順もわかりやすく、撮影開始から完了までの離脱率は約3.5%と非常に低いことが特徴です。
- - コスト削減: 郵送コストが削減され、ペーパーレス化が進むことで、管理が簡素化されます。
- - セキュリティの強化: 「LIQUID Shield」を通じて不正検知が行われ、より安全な環境を提供します。
- - 迅速なアカウント開設: 最短3週間で導入が可能なため、素早くシステムを稼働させることができます。
投資家への還元
イークラウドの代表取締役である波多江は、「LIQUID eKYC」の導入によって生産性が向上し、削減したコストは投資家や起業家に還元していく考えを示しました。新たに創出される時間は、さらなるサービス改善に活かすとのことです。
企業情報
イークラウド株式会社は、金融商品取引業者として、関東財務局長からの許可を受けています。また、日本証券業協会にも加入しています。本社は東京都中央区八重洲に位置し、代表取締役には波多江直彦が就任しています。
一方、LIQUIDはELEMENTSグループに属し、東京都千代田区大手町に本社を構えています。こちらの代表取締役は長谷川敬起です。
今後も、イークラウドはテクノロジーを駆使し、投資家にとって利便性の高いサービスを提供していくことでしょう。