ウェブアクセシビリティ向上に向けた新たな取り組み、PPIHがユニウェブ導入

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、ユニウェブ導入の意義

2023年10月、株式会社Kivaが提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」が、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（PPIH）のコーポレートサイトに導入されました。これにより、PPIHのウェブサイトは、アクセシビリティが向上し、より多くのユーザーが情報にアクセスできる環境が整いました。

ウェブアクセシビリティの重要性

ウェブアクセシビリティとは、視覚や聴覚に障害のある方、高齢者、およびその他の身体的制約を持つ方々が、インターネット上の情報にアクセスできるように配慮された設計のことを指します。この取り組みは、特定の人々だけでなく、すべての人々が恩恵を受けるものです。なぜなら、一時的な怪我や加齢に伴う機能低下といった状況は、誰しもに訪れる可能性があるからです。

たとえば、交通事故で腕が使えなくなった場合や、老眼の影響で文字が見えづらくなることは、年齢や健康に関係なく起こり得ます。PPIHがユニウェブを導入することは、こうした状況に直面する多くのユーザーに寄り添ったサービスを提供する一歩となります。

ユニウェブ導入の具体的機能

PPIHのコーポレートサイトに設置されたユニウェブのアイコンをクリックすると、様々なアクセシビリティ機能が利用可能になります。文字の読み上げや画面のコントラスト切り替えなど、ボタン一つで簡単に操作できるのが特徴です。これにより、視覚障害者や高齢者だけでなく、すべての利用者が快適に情報を取得できるようになります。

Kivaの役割とミッション

株式会社Kivaは、ウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」を開発・運営しており、すべてのユーザーに平等なウェブ体験を提供することを目指しています。Kivaの代表取締役社長、野尻航太氏は、「ユニウェブは、一行のコードを追加するだけで即座に導入可能です。その瞬間から、様々な状況にいる利用者が快適に利用できる環境が整います」と話しています。