那智勝浦町の生まぐろプロジェクト
2024-08-05 14:42:23

那智勝浦町が生まぐろの水産業活性化を目指すプロジェクトを始動

和歌山県那智勝浦町が、ふるさと納税制度を用いた新たな試みに挑戦します。本プロジェクトは、那智勝浦町特産の「生まぐろ」を通じて、水産業を再活性化させることを目的としており、そのスタートを切るのは2024年8月5日です。

背景:日本一の生まぐろの町


那智勝浦町は、古くから「生まぐろ」の産地として名を馳せてきました。特に、はえ縄漁法によって水揚げされる生鮮マグロの量は日本一を誇ります。町は本州最南端に位置し、近くには黒潮の流れがあるため、豊富な漁場を享受しています。全国各地から多くの漁船が訪れ、仲買人たちによって市場で競り落とされたマグロは、その鮮度や価格から高く評価されています。

しかし、近年では漁港施設の老朽化や物価上昇、さらに高齢化が進む中で、漁業従事者の確保が困難な状況にあり、水産業の衰退が懸念されています。このような背景が本プロジェクトの動機となりました。

プロジェクト内容


本プロジェクトでは、目標寄付金額300万円を掲げ、2024年10月30日までの期間に寄付を募ります。寄付金の使用用途としては、一般社団法人ChefooDoの会員シェフを対象とした「生まぐろ」の試食会や、小学生を対象とした食育イベントを開催します。これにより、生まぐろの美味しさを広めると同時に、次世代への食文化の継承を目指します。

食と文化の共鳴


一般社団法人ChefooDoは、日本の食材や食文化の振興に取り組むシェフたちが集まる組織です。彼らと連携することで、那智勝浦町の「生まぐろ」が都内のレストランでも提供される機会を増やす狙いがあります。また、食育イベント通じて、若い世代に地域の魅力を伝え、意識を高めることが可能です。

地域の応援を呼びかけ


那智勝浦町の町長、堀順一郎さんは「水産業を支える「生まぐろ」が町の未来を創る」と述べ、プロジェクトへの支援を呼びかけています。地元の特産物である生まぐろの魅力を伝えることで、地域の活性化を図りたいとの強い意志が伺えます。

GCF®の意義


このプロジェクトは、トラストバンクが提供するガバメントクラウドファンディング(GCF®)を利用しています。これは、地域課題に対する具体的な解決策を提示し、寄付を募る仕組みで、寄付者が自身で使い道を選べる点が特徴です。これにより、寄付者自身が地域とつながりを持つことができます。

まとめ


那智勝浦町の「生まぐろ」を中心としたプロジェクトは、地域の水産業の再生を目指しています。地域社会の活性化および食文化の希少性を広げる点において、画期的な取り組みといえるでしょう。私たちも、地域の魅力を知り、その発信をサポートする一翼を担うことが求められています。今後の展開に注目したいところです。

詳細の確認や寄付へのご参加は、以下のURLからご覧いただけます。
ガバメントクラウドファンディング®プロジェクトページ

このプロジェクトが成功し、那智勝浦町の水産業が再生されることを私たちも心より願っています。


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会社情報

会社名
株式会社トラストバンク
住所
東京都品川区上大崎三丁目1番1号JR東急目黒ビル 7階
電話番号
03-6843-3470

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