EUがアーティスト向けに英語講座をオンライン開催、海外進出のチャンスを提供

EUがオンラインでアーティスト向け英語講座を開催

駐日欧州連合（EU）は、2025年1月から2月にかけて、アーティストやキュレーターなど芸術分野の専門家を対象とした英語のオンライン講座を実施します。このプログラムは、日本とEUの芸術文化の架け橋を強化し、特に日本のアーティストがEUにおいて新たな活躍の場を見いだすための重要なステップです。

具体的な内容と日程

本講座は、参加者が自身の芸術活動を海外のアートシーンに結びつけることを目的に設計されています。受講者には、週末の【土曜クラス】か平日の【木曜クラス】のいずれかに分かれて参加していただき、各クラスは4回のオンラインセッションで構成されます。

- 土曜クラス: 2025年1月4日、18日、25日、2月1日（9:30～12:30）
- 木曜クラス: 2025年1月9日、16日、23日、30日（19:00～22:00）

講座形式は、英語でのプレゼンテーションやディスカッションに主眼を置いており、海外経験豊富な講師が行います。特に、アート関連のレジデンスへの応募を想定した実践的なプレゼンテーションの技術を磨く機会を提供します。

対象者と応募要件

この講座は、以下のような方々を対象としています:

- 海外のアートシーンで活動したいアーティストや文化の担い手
- 海外のレジデンスプログラムに参加を希望する方
- アート分野で英語でコミュニケーションを必要とする方

参加にあたってはある程度の英語力を求めますが、具体的にはCEFRのB1レベルを目安としています。このレベルでは、日常の身近な話題に関して標準的に会話ができ、主要な点を理解できる能力が求められます。尚、全4回を通じての受講意欲が確認される必要があります。

参加方法と受講料

本講座は完全無料で受講可能ですが、各クラス最大20名の定員があります。応募が定員を超える場合は課題に基づいて選考が行われ、結果は2024年12月19日までに通知されます。
応募の締切は2024年12月15日です。申し込み方法は、専用のオンラインフォームを通じて行います。応募者は、受講希望の理由を英語で記した2分程度のビデオメッセージを提出する必要があります。

講師とメンターの紹介

土曜クラス講師: ジェイミ・ハンフリーズ
日本に長年住んでいる経験を生かし、アート領域で数多くの展示やレジデンスプログラムに参加しているアーティスト／エデュケーターです。

木曜クラス講師: ジュリエット・礼子・ナップ
多様な文化的背景を持ち、芸術ディレクションの分野で活躍している彼女は、英語の教育にも精通しています。