お米の贈り物
2020-11-19 17:48:04
高校生たちが贈る、お米の想いと地域とのつながり
おむすびとプロジェクトがもたらす地域の未来
秋田県羽後町で活動する「みらいクリエイティ部」(通称、みらクリ)が新たな挑戦に出ました。それは地域の特産品である「お米」を使った贈り物を制作し、その収益を活動資金として活用することです。メンバーは主に羽後高校の生徒たちで、彼らは地域貢献の新たな形として「おむすびとプロジェクト」を展開しています。これは、みらクリの「やりたいこと」を実現するための第一歩であり、クラウドファンディングを通じて資金を集める挑戦でもあります。
みらいクリエイティ部の背景
みらクリは昨年、慶応義塾大学やNPO法人みらいの学校のサポートを受けて発足しました。現在は9名のメンバーで構成されており、地域の古き良き文化や資源を活用しながら活動を進めています。これまで、まち歩きやアイデア合宿を行い、地域の魅力を再発見してきました。しかし、コロナ禍による制限が影響し、思うように活動を進められない時期が続いています。
プロジェクトの具体的な内容
「おむすびとプロジェクト」は、お米の贈り物を制作し、地域に人々のつながりを築きながら、資金やスキルを獲得することを目的としています。このプロジェクトの一環として、特製のデザイン箱に300gのお米がパッキングされて販売される予定です。この箱は羽後町の名所や特産品をイメージしたもので、地域の魅力を伝える役割も果たします。
さらに、収益は地域貢献活動やメンバーの「やりたい」を実現するために使われ、持続可能なまちづくりに寄与することが目指されています。地域に住んでいなくても関われる、いわゆる「関係人口」の仕組みを取り入れ、多くの人々に参加してもらうことが狙いです。
クラウドファンディング概要
プロジェクトは「FAN AKITA」でクラウドファンディングを行っており、期間は2020年11月19日から12月18日までです。目標金額は71万円。資金は「お米の贈り物」の制作費用や報告イベントの開催に充てられます。また、支援者にはお米の贈り物セットや特別イベントへの参加権など、多彩なリターンが用意されています。
今後の展望
みらいクリは、これからも地元の資源を生かし、地域の人たちと連携してさまざまなプロジェクトを続けていく予定です。多様なプレーヤーが参加できる環境を整え、一緒に課題に取り組むことで、よりワクワクする未来を実現することを目指します。
持続可能なまちづくりのためには、地域の魅力を再確認し、自分たちで楽しむことが重要だと考えています。これからも「やりたいこと」を大切にしながら、地域と高校生のつながりを強め、羽後町の未来を切り開いていきます。
会社情報
- 会社名
-
NPO法人みらいの学校
- 住所
- 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字裏町71番地
- 電話番号
-
0183-56-7192