三菱地所リアルエステートサービスが新オフィスで働き方改革を促進
三菱地所リアルエステートサービス株式会社(以下、当社)は、2018年5月7日より本社を「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」に移転し、新たなオフィス環境での働き方改革を推進します。この移転により、従来の4フロアに分かれていたオフィスを1フロアに集約し、社員同士のコミュニケーションを活性化することを目指します。
移転の背景と目的
当社は三菱地所グループの一員として、不動産サービス事業を展開しています。これまでのオフィス環境には、社員同士のコミュニケーションにおける障壁があったため、オフィス再編に踏み切ることとなりました。新オフィスでは、それぞれのセクションの壁を取り払い、ワンフロアでの活動を通じて部門を超えた協力を生み出し、業務の効率を向上させることを目指します。
新オフィスの特色
1.
ワンフロアへの集約
従来の分断された執務環境を解消し、機能的なオフィスレイアウトを採用。これによりコミュニケーションの促進とともに、ペーパーストックレスを進め、スペースコストの削減を図ります。
2.
コミュニケーションラウンジ
カフェ、ライブラリー、リラックスの3つのテーマを持つラウンジを設け、部門を超えた交流を支援します。カフェラウンジでは昼食中の会話を、ライブラリーラウンジでは知識の共有を、リラックスラウンジでは心身のリフレッシュを狙います。
3.
フリーアドレス制の導入
社員が自由に働く場所を選べるようにし、仕事やプロジェクトに応じた最適な環境を提供します。これによりコミュニケーションをさらに活性化し、クロスセルの機会を増やします。
4.
所在管理システムの導入
パナソニックソリューションテクノロジーによるリアルタイムの居場所把握システムを活用し、効率的なオフィス運営を実施します。これにより、社員の位置情報をデータとして管理し、オフィスのレイアウト調整などに役立てます。
5.
モバイルワークの推進
社員にはiPhoneとノートPCを配布し、会社のデータベースへのアクセスを容易にすることで、業務の効率向上を図ります。
6.
RPAの導入
業務の自動化を進めるため、ソフトウェアロボットを導入。定型業務をロボットに任せることで年間約2万時間の労働時間削減を見込んでいます。
未来への展望
新たなオフィス環境を起点に、当社は2020年度を目標に設定し、働き方改革をさらに加速させる「働き方KPIチャレンジ20 by2020」を推進します。この取り組みにより、生産性の向上やダイバーシティの促進、健康経営の実現を目指します。具体的には、全社的なNET収益の向上、女性社員の割合の増加、有給休暇の取得促進を目標に掲げています。
移転先情報
新しい本社の住所は以下の通りです。
大手町フィナンシャルシティ グランキューブ11階
本社移転を通じて、三菱地所リアルエステートサービスは社員と会社が共に成長できる、活気に満ちた組織を目指してまいります。