ワークデイ、CTOに小今井裕氏を迎え、日本市場における技術戦略強化へ
人事および財務の管理を支援するソリューションプロバイダー大手のWorkday, Inc.の日本法人であるワークデイ株式会社は、このたび小今井裕氏をCTO(最高技術責任者)に任命したことを発表しました。小今井氏は6月に着任し、WorkdayグローバルCTOのジョー・ウィルソン氏の直属となり、ワークデイの技術戦略の立案と実行において中心的な役割を担います。
小今井氏は、日本のIT業界、特にクラウドサービスとネットワーキングの分野で20年以上の豊富な経験を持ちます。ワークデイ入社以前は、ヴイエムウェア株式会社で12年間にわたり要職を務め、直近では執行役員としてストラテジックアカウントのビジネス推進に携わっていました。また、アジア太平洋地域のグローバルな戦略的アカウントを支援する組織のリーダーも経験しています。
小今井氏は、今回の就任について、「この度Workdayの一員として、成長著しい局面に参画できることを大変うれしく思います。AIを中核としたWorkdayのシングルプラットフォームを通じて、日本のお客様の組織変革をますます支援していきたいと考えています。これまでIT業界で培ってきた経験を活かし、日本のお客様や市場のニーズに合った革新的なソリューションを提供していくことで、ワークデイのさらなる成長に貢献してまいります」とコメントしています。
ワークデイの代表取締役社長である古市力氏は、「小今井の加入により、日本市場に最適な形での製品とサービス提供が可能な体制となり、日本国内特有の機能について、米国本社や開発部門と密に連携し、お客様のニーズに迅速に対応してまいります。ワークデイは、全世界の中でも日本を最も重要な市場の一つと捉えています。今後も、ワークデイ全社が一丸となり、日本における体制強化と製品面での絶え間ない革新に取り組んでまいります」と述べています。
ワークデイは、AIを中核としたシングルプラットフォームを通じて、人財および財務管理業務の変革を支援することで、顧客企業のビジネス成長に貢献することを目指しています。小今井氏の豊富な経験と専門知識を活かし、日本市場における技術戦略を強化することで、顧客企業のニーズに合わせた革新的なソリューションを提供していくことが期待されます。