フォレストホールディングス、HUEを採用
株式会社フォレストホールディングス(FHD)は、株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP)が提供するERPパッケージソフト「HUEシリーズ」を新たに導入することを決定しました。これは、FHDが抱えていた複雑化した子会社のシステムを統一し、業務運用の安定性を向上させるための施策の一環です。
採用の背景
FHDは、過去18年にわたり独自開発したシステムを運用していましたが、各子会社がそれぞれ独自にシステムを構築したため、全体として非常に複雑な状況に至りました。この結果、メンテナンスの難しさや運用時の人員確保が大きな課題として浮上してきました。そのため、業務の標準化と効率化に寄与することができるHUEの導入が評価されることとなりました。
期待される効果
FHDがHUEを導入することで、企業全体の業務を統合し、共通プラットフォームでの管理を実現することを目指しています。まず、この取り組みでは債権・債務管理や調達管理などのAC領域とSCM領域において、システムを集約することが行われます。特に医薬品卸売業に特有の業務プロセスも、標準機能に取り入れられるため、薬機法に従った受発注業務がよりスムーズに進むことが期待されています。
FHDのシステム部長のコメント
FHDの執行役員である米野氏は「当社の各子会社のシステムは独自開発が続いたことで、複雑化し、老朽化や社内での知識の偏り、多重なコストなどの問題を抱えています。HUEの標準機能により、これらの課題を単一のパッケージとして解決できるため、業務効率化とインフラ整備に大きく貢献することを期待しています。」と語っています。
HUEについて
HUEは、日本国内の大手企業向けに開発された国産ERPであり、業界を問わず幅広い要件に対応しています。6700以上の標準機能を持ち、具体的には2200社以上の導入実績があります。これにより、業績の適合率は97%に達し、高い信頼性を誇っています。
導入する製品
FHDが導入を決めたHUEの製品には、次の三つがあります。
- - HUE ACシリーズ:債権・債務管理システム
- - HUE Classic SCMシリーズ:販売管理システム、調達管理システム
これらの製品は、業務の合理化を促進するための強力な道具となるでしょう。
ワークスアプリケーションズについて
WAPは1996年に創業以来、日本の大手企業向けに業務アプリケーションのパッケージソフトウェアを提供してきました。「働く」を豊かにし、企業の生産性を高めることを企業理念とし、今後は中堅企業やスタートアップ企業のDX推進もサポートしていく意向です。さらに、HUEを通じて企業価値を向上させるサービスの拡充を目指しています。
株式会社ワークスアプリケーションズの詳細はこちら:www.worksap.co.jp
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