中小製造業のクラウド利用が加速!テクノア調査で7割がクラウド型を選択
岐阜県岐阜市に本社を置く株式会社テクノアは、自社開発の生産管理システム『TECHSシリーズ』を導入したユーザー企業を対象に、クラウド利用状況に関する調査を実施しました。その結果、導入企業の約7割がクラウド型を選択していることが明らかになりました。
テクノアは、1994年から中小製造業向けに生産管理システム『TECHSシリーズ』を提供しており、現在では4,500社以上の企業に導入されています。同社は、長年の経験と知見を活かし、2022年9月には個別受注型機械装置業向け生産管理システム『TECHS-S NOA』、2024年1月には多品種少量型部品加工業向け生産管理システム『TECHS-BK Ver.5』といったクラウド対応型の製品を発売しました。
今回の調査では、クラウド型導入の理由として、オンプレミスに比べて初期費用が抑えられる点、別拠点がある場合の情報共有が容易になる点、サブスクリプション方式で導入しやすい点などが挙げられました。
クラウド利用率向上と今後の展望
総務省の調査によると、2022年には企業の77.7%がクラウドサービスを利用しており、そのほとんどはファイル保管サービスやグループウェアなどです。しかし、製造業の基幹システムである生産管理システムのクラウド利用率は11.6%にとどまっており、他の業務管理システムに比べてクラウド化が進んでいない状況です。
テクノアでは、今回の調査結果から、中小製造業におけるクラウドシステムの利用に対する抵抗感が減少していることを確認しました。今後は、さらに利用しやすいクラウドサービスを提供することで、中小製造業のDX化を促進していく方針です。
テクノアについて
株式会社テクノアは、1985年設立の中小企業向けソフトウェア開発会社です。中小製造業向けパッケージソフトだけでなく、医療機関向けやカスタムECサイト向けなどのパッケージソフトも提供しています。IT経営コンサルティングや伴走支援型サービスを通じて、顧客のDX実現に貢献しています。
同社は、第54回(2020)グッドカンパニー大賞グランプリ、第11回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
会社概要
会社名:株式会社テクノア
代表者:代表取締役 山﨑 耕治
本社所在地:岐阜県岐阜市本荘中ノ町8-8-1
設立:1985年10月
資本金:7,280万円
社員数:360名(2024年4月1日現在)
* URL:https://www.technoa.co.jp/