トヨクモクラウドコネクトが「kintone監査BPaaS」をリリース
トヨクモクラウドコネクト株式会社が、kintoneユーザー向けに新たなサービス「kintone監査BPaaS」を2025年1月20日に発表しました。このサービスは、業務改善プラットフォームの安全性を向上させることを目指しており、主に不正なアクセスや操作を早期に発見することに重点を置いています。
技術背景と課題
近年、kintoneを活用したビジネスの流行に伴い、利用者数やアプリケーション数が急増しています。このため、管理者がすべてを把握することが難しくなり、不正が行われても気づかないリスクが増大。特に新型コロナウイルスの影響で、ノーコード・ローコードツールの急速な普及が進み、これらのツールが導入された環境でもセキュリティやガバナンスの強化が求められるようになっています。 多くの企業や自治体が監査体制の見直しを必要としているため、これに対する解決策が必要とされています。
サービスの特徴とメリット
「kintone監査BPaaS」は、以下のような特徴を持っています:
- - 定期的な監査ログ確認:大量の監査ログを効率的に分析し、重要な変化を迅速に見つけ出すことができます。
- - カスタマイズ可能な監査項目:組織のリスクに応じたカスタマイズが可能で、柔軟な監査が実施できます。
- - レポート形式のわかりやすい報告:重要な情報を整理して届け、容易に理解できる形で現状を確認できます。
- - 柔軟な拡張性:監査の頻度や詳細調査のニーズに応じたサービスが選択可能です。
これにより、企業は内部リソースが限られていても安心してデジタルトランスフォーメーションを進められる環境を整備できます。
提供フロー
このサービスの導入の流れは以下のステップで進められます:
1.
初期調査・ヒアリング:リスクの現状と優先度を把握。
2.
要件定義・システム反映:注目すべきポイントを設定。
3.
定期監査・報告:ログを定期的に分析し報告します。
4.
詳細調査・範囲拡大:新たな要求や懸念に柔軟に対応。
他社からの評価
この新サービスの発表に対し、サイボウズ株式会社やトヨクモ株式会社の幹部が、kintoneの安全性向上につながる期待を非常に高く評価しています。サイボウズは「kintone監査BPaaS」が提供する安全管理によって、さらに利用者が安心してkintoneを使える環境が整うことを歓迎しています。
結論
トヨクモクラウドコネクトによる「kintone監査BPaaS」は、kintoneを安心して活用し続けるための強力な手段となるでしょう。監査する専門家に任せることで管理者の負担を軽減し、企業はクリーンな運営が実現できます。今後の展開に目が離せません。
(詳細はこちらをご覧ください:
kintone監査BPaaSの紹介ページ)