火のアートフェスティバル2025
長野県東御市の芸術むら公園で開催される「火のアートフェスティバル2025」は、自然とアート、食と音楽が融合した心温まるイベントです。このフェスティバルは、2025年10月11日(土)から12日(日)の2日間にわたって行われ、幅広い年齢層の人々が文化芸術にふれあう機会が提供されます。
開催の背景と趣旨
このイベントは、奈良・平安時代からの須恵器文化が根付く場所、すなわち北御牧地区を舞台にしています。芸術むら公園内の伝統的な登り窯で、市民が制作した陶芸作品を焼成し、地域文化の保存と発展を目指すものです。特に子どもたちには、陶芸教室やさまざまなワークショップを通じて文化芸術活動に触れる機会があり、豊かな感性を育むことが期待されています。
様々なプログラム
「火のアートフェスティバル2025」のテーマは「燦々(さんさん)~秋を彩る炎と水~」。
このテーマに沿った4つのエリアが設けられ、登り窯焼成、ワークショップ、出店、音楽ステージが展開され、市民や訪問者が共に楽しむことができる仕組みとなっています。
登り窯焼成
イベント期間中の10月10日未明から始まる登り窯での焼成は、特に注目のプログラム。地域の子どもたちが制作した陶芸作品が、12日正午頃まで薪を使って焼かれます。この過程で、11日夜には壮観な4本の炎が登り窯から噴き出し、訪れる人々の心を惹きつけること間違いなしです。
ワークショップ
また、子どもから大人まで楽しめる体験型のワークショップも豊富に用意されています。
特に、11日のみの特別なワークショップとして、陶芸絵付け体験や自然素材を使った木工工作、ストーンペインティング、さらには魔女染め体験などさまざまなプログラムが展開されます。
両日開催のワークショップもあり、小人のドアづくりやはた織り体験、さらにはミニかまどご飯体験などが挙げられます。こうした体験を通じて、参加者が様々な文化を直に感じることができる機会が作られています。
出店・ステージイベント
さらに、100以上の店舗が並ぶ出店エリアでは、陶器や木工、ガラス製品などの手作りクラフトや、地域の飲食物が楽しめるキッチンカーが登場します。地元の農産物や特産品も販売され、グルメも楽しめます。芝生に座りながらリラックスした雰囲気で音楽を楽しむことができるステージイベントも魅力のひとつです。
イベントのまとめ
このように、「火のアートフェスティバル2025」は、自然豊かな芸術むら公園を背景に、地域の人々と訪問者が共に文化に触れ、楽しむことができる貴重な機会です。イベント中には、アンケートに答えると「東御市産白土馬鈴薯」の詰め放題も行われるため、面白さが倍増します。
お問い合わせや詳細については、東御市文化・スポーツ振興課へご連絡ください。ぜひ、この機会に東御市で行われる文化芸術の祭典へ足を運んでみませんか?