NFTを通じて森林環境を守る「MORI」プロジェクト
新たなNFTプロジェクト「MORI」が立ち上がり、個人が森林整備活動をサポートしつつ、カーボンオフセットに関わることができるプラットフォームを提供します。これまではアートやゲームアイテムとしてのNFTが主流でしたが、最近では現実の製品やサービスを基にしたNFTの発行が増えています。「MORI」もその一例であり、森林整備プロジェクトが裏付けとなっています。
MORIの仕組み
このプロジェクトでは、森林整備事業に関連したNFTが発行され、イーサリアムブロックチェーン上で世界中の個人や法人がこのNFTを取得(ミント)し、取引できる仕組みです。具体的には、以下のような流れで進行します。
1.
MORIの発行
- 森林整備プロジェクトに応じてMORIが発行されます。このNFTは、特定の森林整備活動に関連付けられており、参加者はこれを通じて支援を行うことができます。
2.
iGreenのドロップ
- 現実の森林整備活動によって生じたCO2吸収量に応じて、1kg-CO2につき1つのiGreen NFTが自動的に生成されます。このiGreenは、実際の碧い森の価値を反映したものとして機能します。
3.
カーボンオフセット機能
- iGreenの所有者は、そのNFTを「MORI」のサービスサイトに接続してバーン(燃焼)することが可能です。このバーン機能を活用することで、NFTに記録された形でカーボンオフセットを実施することができます。
この多様な仕組みを通じて、政府や一部企業だけでなく、一般の個人も参加しやすいカーボンマーケットを形成し、持続可能な社会に向けた貢献を促進することが期待されています。
参加のメリット
MORIを購入することで「CO2吸収量を向上させる森林整備事業」を支援できます。応援した活動が現実のCO2吸収に寄与し、その結果、MORIのウォレットには自動的にiGreenが配布されます。このiGreenは、カーボンオフセットを希望する他の人々に取引されることで、市場での価値が高まることが予想されます。加えて、初期のユーザーにとっても利益が得られる可能性があるため、MORIの保有は今後のプラス要素となるでしょう。
未来への期待
MORIおよびiGreenが評価されることで、新たな森林整備活動のインセンティブとなります。これにより、より多くのプロジェクトが実施され、森林の健康が保たれ、持続可能な社会の実現がますます近づくと考えられています。
ご参考リンク
JE FOREST株式会社は、このプロジェクトの中心として、スマート森林整備事業やWEB3インキュベーションなども手掛けています。環境問題と経済活動を両立させるため、国内外のReFiプロジェクトとの連携を推進し、持続可能な社会の構築に貢献しています。ぜひ、皆さんもこの素晴らしい取り組みにご参加ください。