居場所の解剖学
2024-01-12 17:51:05

ウェルビーイングを築く!居場所を探るオンラインセミナーに注目が集まる

居場所の解剖学 - 現代社会における居場所の重要性



近年、内閣府の調査によれば、多くの人々が孤独感を抱えていることが知られています。その中で注目されているのが「居場所」の概念です。この度、各界のトップランナーたちと共に「居場所」の法則を探求するオンライン学びの場「居場所の解剖学」が始まりました。このプログラムでは、居場所を運営する人々やコーディネーターが集まり、横のつながりを持ちながら社会における居場所の本質を掘り下げていきます。

孤独からの解放 - 居場所の必要性



内閣府が発表した「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」の結果では、約40%の人々が孤独感を感じていると答えています。この数字は、前年から約4%も増加しているとのことです。このような社会的背景の中、地域での安心できる「居場所」を増やすことがますます重要視されています。特に三股町社会福祉協議会(社協)は、地域共生社会の実現に向けた取り組みを進めており、この「居場所の解剖学」はその一環となっています。

学びの場としての『居場所の解剖学』



「居場所の解剖学」は全9回を予定しており、2023年12月から2024年9月にかけて開催されます。申込者は750名を超え、さまざまなバックグラウンドを持つ参加者が集まっています。このプログラムの最大の特徴は、福祉だけでなく環境やデザインなどの分野からも著名なゲストが参加する点です。彼らの視点を取り入れることで、居場所の理解を深め、多角的に探求することができます。

リアルタイムでの議論と視覚化



各回では、ゲストとのディスカッションが行われ、その内容はリアルタイムでグラフィックデザイナーが視覚化します。この革新的なスタイルにより、参加者は居場所についての理解をより深めることができます。第1回目には、東京都立大学の室田信一准教授が参加し、「“支える”から考える人の居場所」について深堀りしました。当日は約300人の参加者が集まり、活発な意見交換が行われました。このような場の存在が、参加者同士の関係性を育む「居場所」そのものとなるようです。

未来への展望 - さらなる参加者を募集中



第2回目は2024年1月17日に予定されており、株式会社ここにあるの藤本遼氏を講師に迎え、「“交流”から考える人の居場所」に焦点を当てます。居場所の解剖学は、単に静的な居場所づくりにとどまらず、参加者が主体的に関与できるダイナミックな学びの場です。地域における居場所の認識を高め、誰もがごきげんに過ごせる社会の実現に向けて、興味のある方はぜひとも参加を検討してみてください。

詳細なスケジュールは公式のFacebookやnoteでお知らせされる予定です。参加を希望する方は、以下のリンクから申込みが可能です。
イベントページ(居場所の解剖学とは?): 居場所の解剖学イベントページ

まとめ



「居場所の解剖学」は、孤立感が高まる現代社会において、多様な居場所を模索し、地域内での丰かな人間関係の構築を目的とした取り組みです。さらに、地域の人々が集まり、共に考え、学ぶことで、深い理解と共感が生まれることでしょう。皆さんもこの新しい学びの場に参加し、自分の居場所を再発見してみませんか?

会社情報

会社名
社会福祉法人三股町社会福祉協議会
住所
宮崎県北諸県郡三股町大字樺山3384-2三股町総合福祉センター
電話番号
0986-52-1246

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