一般社団法人Metaverse Japan、第4期目の活動開始
一般社団法人Metaverse Japan(MVJ)は、4期目のスタートを切りました。これは日本のメタバース業界において非常に重要なマイルストーンとなります。この新たな活動は、業界の枠を超えた情報共有と共同創造の場を提供することを目的としています。
目指す新しい未来
MVJの代表理事である長田新子氏と馬渕邦美氏は、メタバースの概念を活用して日本の持つ知的財産(IP)やアーティストの創造性を最大限に引き出すことを目指しています。この活動は、日本のクリエイターや起業家がグローバルな市場でその可能性を発揮できる環境を整えるものです。
昨年は、有識者によるサミットや各種セミナーを通じて240社以上のパートナーや会員企業を迎え入れる成功を収めました。その活動を踏まえ、2024年度の新たな取り組みとしてメタバースの産業基盤化を目指した事業や、産官学民の協力による共創プロジェクトにも力を入れます。
新アドバイザーの武藤将胤氏
4期目のスタートにあたり、MVJは新たに武藤将胤氏をアドバイザーとして迎え入れました。武藤氏は一般社団法人WITH ALSの代表理事であり、クリエイティブの力を用いてALSの課題解決に取り組んできた実績があります。
長田氏は、「メタバースは単独の技術ではなく、AIやロボティクス、IoTなどと融合し、より実用的な形で社会に根付く可能性がある」と強調しています。これによって、MVJは業界の知見を集め、地に足のついた具体的な活動を推進していく考えを示しました。
地域へのアプローチ
MVJは今後、西日本エリアでのネットワーク拡大にも注力し、地域限定のイベントを開催するなどして全国規模での活動を加速していく予定です。各地域の特性を活かすことで、より多様なプレイヤーがメタバースに参加できるような環境を作り上げます。
4期目の活動方針
これらのビジョンを実現するために、MVJは以下の5つの活動方針を掲げています。
1.
メタバースの産業基盤化への貢献
- MVJ Awardsを通じて先進事例を共有。
2.
産官学民のネットワークを活かした事業共創
- 新たなワーキンググループとの協業。
3.
MVJ会員同士のシナジー創出
- ケーススタディーの共有強化。
4.
社会実装の支援
- 企業インキュベーションサポート。
5.
人材育成支援
- ハッカソンプログラムの推進。
この取り組みを通じて、メタバースの可能性を社会に実装していくことを目的とし、多様性を尊重しながら新しい活動を進めてまいります。
参加を呼びかける
MVJは、2025年度の新規会員を現在募集中です。メタバースの未来を共に切り開く仲間として、多くの方々の参加を期待しています。興味のある方は、公式ウェブサイトを訪問し詳細を確認してください。
私たちは、この新たな挑戦に向けて一層努力を重ね、未来のために多くの可能性を引き出していくことをお約束します。