近年、環境問題が深刻化する中で、企業の持続可能な取り組みが求められています。その中で、アスクル株式会社と株式会社digglueの連携により、新たな資源循環プロジェクトがスタートしました。このプロジェクトは、使用済みクリアホルダーをデジタルプラットフォームで管理し、効率的な資源の再利用を目指しています。
時代のニーズに応える資源循環の仕組み
アスクルは、2020年に環境省の実証事業として使用済みクリアホルダーの資源循環に取り組み始めました。2026年までに405トンの回収を達成する見込みで、参加事業所数は2023年時点で3,959に拡大しています。このような取り組みの中で、株式会社digglueが提供する「CEトレーサビリティ」が大きな役割を果たしています。
CEトレーサビリティの導入とその効果
CEトレーサビリティは、使用済みクリアホルダーの排出から再資源化、製品化までの情報をデジタルで管理するプラットフォームです。それにより関係者は、クリアホルダーが「いつ、どこで、どのように処理されたか」をリアルタイムで確認できます。この仕組みは、現場で発生するデータを効率的に管理することができ、月に約15時間の作業時間を削減することに成功しています。
また、国際的な基準に対しても対応しており、再生材向けのトレーサビリティシステムとしても高く評価されています。これにより、アスクルの資源循環プラットフォームにおける透明性が向上し、業務運用の効率化が進んでいます。
参加企業の声
アスクルの山名様は、このプロジェクトの導入により資源循環の取り組みが一層強化されることを期待されており、ダブルチェックの手間が軽減されることで業務の透明性が増すことを評価されています。また、白井エコセンター株式会社の武井様は、手作業での記録をデジタル化することでヒューマンエラーが減り、現場の負担が軽減されたと語っています。
株式会社digglueの概要
株式会社digglueは、「テクノロジーで持続可能な世界を実装する」を目指して、IoTやブロックチェーンを活用したサーキュラーエコノミーの実現に向けたプラットフォームを展開しています。社会が求めるサステナビリティの実現には、市場での透明性や効率性の向上が不可欠です。今後もflexibleな運用が求められるこのプロジェクトでの取り組みが期待されます。