新築住宅のシロアリ対策と最新デバイス
新たに設置される「住宅デバイス共創機構設立準備室」が、シロアリ対策や住宅デバイスの導入を促進するため、東海地区全域で「住宅デバイスプレ認定モニターキャンペーン」の募集を開始することとなりました。これにより、甲信越・東海地域の新築住宅におけるシロアリ対策が強化されることになります。
モニターキャンペーンの詳細
このモニターキャンペーンでは、シロアリ対策基礎(S3)の施工や、自動配送ロボットポート、ロボット床下収納、ドローンポートエレベーターといった最先端の住宅デバイスのプレガイドライン認定を取得することができます。参加者には、工事実施や取材への協力に対して、プレ認定費用がすべて無料となり、加えてモニター協力金として20万円を支給されます。これは新築を考えている方にとって大きな魅力となるでしょう。
モニター特典
- - プレ認定費用無料(複数のプレ認定取得でも全て認定料無料)
- - 引き渡し時にモニター協力金20万円をプレゼント
- - 本機構による完了検査(モニター以外はハウスメーカーによる完了検査が基本)
モニター参加条件
モニターとして参加するにはいくつかの条件があります。具体的には、建築確認申請提出前であり、2025年12月末までに着工予定で、甲信越・東海地域内に建築予定地が存在することが求められます。また、シロアリ対策基礎(S3)の施工または上記の住宅デバイスいずれかの準備工事を実施し、そのプレ認定を取得する必要があります。
シロアリ対策基礎(S3)について
シロアリ対策基礎(S3)は、住宅へのシロアリ侵入を防ぐために設計された基礎工事です。この工法は、一般的なベタ基礎2度打ち工法を応用したもので、新築時でないと施工が不可能です。そのため、建設中の新築住宅に限定された取り組みとなります。想定工事費用は5万から20万円程度で、建築面積によって変動があります。この施工を行うことで、シロアリの侵入が容易に発見でき、侵害の予防が可能となります。
最新の住宅デバイス
1. ロボット床下収納
このデバイスは1階の床下を収納スペースとして活用し、荷物の出入りを小型エレベーターで行える点が特徴です。荷物の出し入れが自動化されるため、効率的に使用することができます。基礎高の追加施工などが必要で、費用は20万から50万円が想定されています。
2. 自動配送ロボットポート
デリバリーロボットを介して荷物が届くためのポートです。宅配が始まるまでの間は宅配ボックスとして活用できる商品も登場予定です。必要な工事としては、路盤の整備と自動開閉ウィンドウの設置が挙げられ、費用は0.5万から50万円となります。
3. ドローンポートエレベーター
ドローンによって上空から配達された荷物を受け取るためのエレベーターです。準備工事および窓の設置などが必要で、工事費用は0.5万から15万円です。
まとめ
モニターキャンペーンは、最新の住宅デバイスの実装とシロアリ対策の強化を目的としています。これにより、住宅への安全性と利便性が向上すると期待されます。興味がある方は是非、モニターキャンペーンへの応募を検討してみてはいかがでしょうか。詳細は公式サイトにて確認できるので、興味がある方はご覧ください。