NICEとAWSの協業
2025-06-06 11:39:38

NICEとAWSの戦略的協業契約がもたらす新たなAIとクラウドの未来

NICEとAWS、戦略的協業契約を発表



2025年5月13日、ニュージャージ州ホーボーケンにてNICE(ナスダック:NICE)が、Amazon Web Services(AWS)と新たな戦略的協業契約(SCA)を締結したことが発表されました。この協業は、AI、クラウド、自動化技術を統合し、企業のカスタマーサービスを革新的に変えることを目指しています。実際、この契約によって、NICEの先進的なAIプラットフォーム「CXone Mpower」とAWSが提供するAI/機械学習サービスが融合します。

NICEとAWSの共同作業によって、分断されたサービス運用を統一し、複雑なワークフローを単純化するのが目的です。これにより、企業はより早く、より柔軟に、自社のカスタマーサービスを構築するハードルを下げることができます。この協業は、組織の運用を最適化し、ユーザー体験の向上を達成するための強力なツールとして機能します。

エンドツーエンドの自動化



NICEとAWSは、共同イノベーションを進め、企業が自社データをフロント、ミッド、バックオフィス全体で利用できるようサポートしています。この新たなアプローチにより、NICEのCX AIモデルとAWSの最新技術が融合し、実運用レベルでの新しいソリューション提供が可能になります。これによって、企業はより良いパフォーマンスと顧客体験の向上を同時に実現できるのです。

また、CXone MpowerがAWS Marketplaceでも提供されることとなり、企業はエンタープライズグレードのCX AI技術を手軽に見つけ、購入、導入ができるようになります。この動きは、企業の運用コストを削減し、迅速な導入を可能にすることで、競争力を一層強化することに繋がります。

業界のリーダーたちの期待



NICEのCX部門プレジデント、バリー・クーパー氏は、「企業は、分断されたサービス運用の統合を進め、AIの真価を引き出す必要に迫られています。この協業により、スピードと柔軟性を兼ね備えたカスタマーサービスを実現できるでしょう」と述べています。また、ExpiviaのCEO、トーマス・レアード氏もこの協業の可能性に期待を寄せています。「私たちは、これにより顧客体験をかつてない程のスピードで再定義できるでしょう」と語りました。

さらに、フロスト&サリバンの業界ディレクター、バーニー・アーナソン氏は、「NICEとAWSのようなテクノロジーリーダー間の協業は、企業がAIとクラウドの導入を加速させ、効果的な運用を実現するために重要です」と感想を述べています。

そして、AWSのテクノロジーパートナーシップ担当マネージングディレクター、クリス・グルス氏は、今回の契約が企業の業務改革に役立つと確信しています。「この技術統合により、組織は市場の変化に対応しやすくなるでしょう」と説明しています。

未来の可能性



この協業契約を通じて、NICEとAWSは分断を無くし、企業が新しいエンタープライズAIの時代にアクセスできるようにします。顧客サービスの未来は、この協業によって大きく変わる可能性を秘めており、AIとクラウドの力で企業は新たな境地へと進むことでしょう。顧客体験の向上と業務の効率化を追求する中で、NICEとAWSの連携がどのように実を結ぶか、今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
ナイスジャパン株式会社
住所
東京都港区赤坂2-2-17ニッセイ溜池山王ビル7F
電話番号
03-6748-3860

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