南イタリアの美食と音楽が交わる特別な夜、ICCJ Gala Dinner 2024

ICCJ Gala Dinner & Concert Tokyo 2024

毎年恒例の「ICCJ Gala Dinner & Concert 2024」が、2023年12月6日（金）に東京の八芳園で盛況に開催されました。このイベントには、駐日イタリア大使のジャンルイジ・ベネデッティ大使をはじめ、在日イタリア商工会議所の理事メンバーやイタリア企業のVIPなど、約400名が参加。「美しい魅惑の南イタリア・プーリア州」をテーマに、イタリアの文化と美食を楽しむ特別な夜となりました。

八芳園の庭園では、イタリアを代表する高級車、アルファロメオやマセラティが展示され、訪れた人々を魅了しました。プーリア州は、イタリアの地図で言うところのブーツのかかとに位置し、極上のエキストラバージンオイルでも知られる美食の地。クラシックなイタリア料理を新しい形で表現するアントニオ・スカレーラシェフをお迎えし、プーリアの伝統的な食文化を感じさせる特別メニューを楽しむことができました。

アントニオ・スカレーラシェフは、料理の魔法を使いこなす才能を持ち、挑戦を恐れない料理人です。彼のキャリアは、ローマの名店での修行から始まり、多くの有名レストランで技術を磨いてきました。彼が2019年に開店した自身のレストラン「ラ・ブル」では、地元の素材を最大限に生かした料理を提供し、訪れる人々を魅了しています。

【スカレーラシェフの料理】
この夜、料理は色とりどりの料理で構成されており、新鮮な魚介類や地元の野菜を使用した一品一品は、見た目にも美しさを感じさせるものでした。特にサンマルツァーノのワインとの組み合わせは、味覚のハーモニーを生み出し、見る者を楽しませました。スカレーラシェフは、食材の選定においても妥協を許さず、地元の農家との強い信頼関係を築いています。これは彼が皆に理解されるような料理を追求するための基盤にもなっています。

イベントは料理だけでなく、音楽も重要な要素でした。イタリアの華やかな音楽とダンスが、会場に流れ、参加者たちをさらなる感動に包みこみました。これはただのディナーではなく、参加者がイタリアの魅力に触れ、多文化を楽しむ貴重な体験となったのです。

ICCJ Gala Dinnerは、毎年多くの人に豊かな文化的交流の場を提供し、日本とイタリアの関係を深める一助となっています。今回のイベントもまた、プーリアの魅力を伝える素晴らしい機会であり、これからの開かれた国際交流に向けた一歩でした。

今後もこのイベントが続き、より多くの人々がイタリアの美食と文化を体験できることを期待しています。来年の開催が今から待ち遠しいですね。