墨田区の地域コミュニティー季刊紙「すみだ報知」発行
2025年1月10日、報知新聞社が発行する地域コミュニティー季刊紙「すみだ報知」の第9号がリリースされました。このフリーペーパーは、東京都墨田区を中心に掲載され、多くの人々に楽しんでもらうための内容となっています。
特集:「落語のまち“すみだ”」
今回の号では、落語家として名誉区民に認定された五街道雲助氏にスポットを当て、「落語のまち」というテーマで特集が組まれています。五街道雲助氏は、墨田区の落語文化を象徴する存在であり、地域に深く根ざした活動を展開しています。彼は墨田区で生まれ育ち、長年その地で落語の魅力を広めてきました。その愛着と情熱を語るインタビューが掲載されており、多くの読者にインスピレーションを与えることでしょう。
落語家たちの散策
さらに、墨田区出身の落語家である古今亭圓菊氏と林家あんこ氏が、地域の「すみだ落語スポット」を巡ってその魅力を紹介しています。彼らの散策コースは、墨田区の歴史的な背景や落語にちなんだスポットを巡るもので、多彩な情報が詰め込まれています。コースマップも掲載されているため、訪問する際には必見です。
芸術と文化の融合
1面には、墨田区在住の版画イラストレーター・森英二郎氏による描き下ろしの版画イラストが登場し、地域の文化を視覚的に楽しむことができます。彼の作品は、落語の寄席のように人々が集まり、笑顔があふれる風景を見事に表現しています。この版画は多くのファンによって永久保存版とされ、地域の記憶を色濃く残しています。
地域密着型の情報発信
「すみだ報知」では、スポーツ、文化、芸術などの情報が満載で、地域の魅力を広める役割を果たしています。配布場所は、墨田区内の銭湯や図書館、墨田区役所、観光協会など、多岐にわたります。これにより、広く地域の人々に配布されることで、墨田区の活性化にも寄与しているのです。
創刊からの歩み
報知新聞社は2022年に創刊150周年を迎え、それを機に「すみだ報知」の創刊に至りました。このフリーペーパーは、大相撲が両国国技館で開催される際の年3回(1、5、9月)発行が行われ、地域に密着した情報を提供し続けています。発行部数は約6万5000部にも及び、多くの地域住民に親しまれています。
このように、「すみだ報知」は墨田区の文化やスポーツを支える大切なメディアとして存在し続けています。最新号もぜひ手に取って、墨田区の魅力を感じてみてください。