大阪・関西万博での体験型サーキュラーエコノミー研究所
2025年9月、大阪・関西万博のWASSE南ホールにて、経済産業省主催の「サーキュラーエコノミー研究所」が開催されました。このイベントでは、参加者が循環型経済について楽しく学べる体験が用意され、約58,000人の来場者を迎える盛況ぶりでした。展示の中心は、日本山村硝子株式会社が取り組む「RIN~Recycle Innovation in the New Normal~」というプラスチックリサイクルプロジェクトです。
サーキュラーエコノミーの重要性
循環型経済、すなわちサーキュラーエコノミーは、資源の効率的な使用を促進し、廃棄物を最小限に抑えることを目指しています。この考え方は、どの年代の人々にも重要なテーマであり、今回のイベントはそれを楽しく理解する場として設計されました。
展示内容
日本山村硝子は、ペットボトルキャップのリサイクルに特化した活動を発表しました。展示ブースでは、キャップを回収する企業や団体の協力を示す動画や、「循環ガチャModel-S」を使用したワークショップ、さらにペットボトルキャップを素材としたポリエチレンクロスから作られたカバンも展示されました。これにより、リサイクルが具体的にどのように行われ、どのような価値が生まれるかを来場者に理解してもらうことを目的としています。
参加型プログラム
展示だけではなく、イベントでは様々な参加型プログラムも用意されており、来場者は実際にリサイクルのプロセスを体験したり、子ども向けのファッションショーを楽しむこともできました。また、人気シリーズ「科学漫画サバイバル」とのコラボレーションによるオリジナル学習冊子の配布や、参加者が自分の写真入りで作成できる「サーキュラーエコノミーニュース」も好評でした。
RINプロジェクトに携わる意義
RINプロジェクトは、単なるリサイクルにとどまらず、製品の設計から回収、再生、再利用に至るまでの流れを一貫してデザインし、新たな価値を生み出すことを目指しています。この取り組みでは、新たなパートナーを募っており、企業や団体が共同で価値を創造する機会を提供しています。
未来への展望
今後も日本山村硝子は、ペットボトルキャップのリサイクルを通じて、プラスチック資源のビジネスモデルを構築し、社会全体に持続可能な未来へと導く取り組みを続けていく予定です。このような活動が広がっていくことを期待します。
お問い合わせ先
本件に関する詳細は、日本山村硝子株式会社のプラスチックカンパニー アースケア推進グループまでお問い合わせください。