岐阜県高山市で甘さ際立つ『雪見いちご』の収穫がスタート
岐阜県高山市江名子町、小垣内農園で特産品の収穫シーズンが到来しました。今年も甘さと香りに定評のある「雪見いちご」の生産が始まり、12月18日には収穫作業が行われました。
雪を見て育つ特別なイチゴ
「雪見いちご」という名称の由来は、その名の通り「雪」を目にしながら育つことに起因しています。小垣内農園では、約600平米の作業面積を持つ3棟のビニールハウス内で、イチゴが大切に栽培されています。ビニールハウスの中に一歩足を踏み入れると、温度は約20℃と心地よく、甘い香りが満ちています。観察を進めると、イチゴの実は鮮やかな赤色に色づき、見るだけで食べたくなります。
栽培のこだわり
甘いイチゴを育成するために、栽培中は厳密な管理が施されています。具体的には、花が咲いた段階で間引きを行い、1つの苗から収穫する実の数を調整。これにより、甘さが際立つイチゴを生産しています。特に、甘みが強い「紅かおり」、甘さと酸味のバランスが取れた「山天王」、そして、桃のような芳香を持つ「桃薫」など多様な品種も育てています。
地元への出荷とイチゴ狩り
このイチゴは、地元のケーキ店や市場に向けて3月中旬頃まで出荷される予定です。また、農園では3月下旬から5月末にかけてイチゴ狩りも楽しむことができる予定です。家族で訪れて、新鮮なイチゴを自ら収穫するのは、記憶に残る素敵な体験です。
生産者の想い
小垣内農園を運営する小屋垣内さんは、「今年は非常に良い天候に恵まれ、例年よりも甘くて美味しいイチゴが育っています。雪見いちごは、その名の通り、雪を見て育つことが一つの魅力。甘さに加え、大きさに関してはあまりこだわらず、小さくても驚くほど甘い。食べた方のほとんどがファンになってくださっている」と語ります。彼の情熱と努力が実を結び、飛騨高山の「雪見いちご」が生まれているのです。
ぜひ、この特別なイチゴを一度味わってみてください。きっと、あなたもその魅力に虜になるでしょう。高山の自然の恵みを存分に感じられる「雪見いちご」は、贈り物にもぴったりです。
お問い合わせ情報
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