岡山大学工学部が開催したキャリアシンポジウム
2025年12月21日、岡山大学工学部は、津島キャンパスの共育共創コモンズで「工学系女子のキャリアを考えるシンポジウム」を開催しました。このイベントには、高校生を中心に約60名が参加し、工学に興味を持つ女子学生に向けた貴重な機会となりました。
講演者の紹介と内容
シンポジウムでは、工学部の卒業生であり技術者として活躍する三名の講師が登壇しました。最初に紹介されたのは、システム工学科を卒業し、現在はシステムエンジニアとして働く盛真唯子さんです。彼女は、中学・高校時代の過ごし方や大学受験のポイント、実際の業務内容について、自身の経験をもとに話しました。
南條由紀さん(電気通信系学科卒業)は、大学生活の中での研究の意義ややりがいについて語り、高校生に対して工学分野でのキャリアの魅力を伝えました。また、宮本愛助教は化学生命系学科の卒業生で、産業界での実体験を織り交ぜながら、大学卒業後のキャリアパスについて強調しました。
パネルディスカッション
続いて行われたパネルディスカッションでは、「工学系女子が少ないのはなぜ?どうすれば増える?」というテーマで、総合技術部の中村有里技術専門職員がモデレーターを務めました。出席した講師3名が、自身の進路選択や研究内容、職場での多様性について意見を交わし、高校生たちにとって参考になる意見交換が行われました。
個別相談会の開催
シンポジウムの後半では、参加者との交流を深めるための個別相談会が設けられました。講師たちに加え、現役の工学部生5人も相談役として参加し、一人ひとりの進路やキャリアについての質問に丁寧に応じました。参加者からは「普段は聞きづらいことまでしっかり相談できて、新たな視点が得られた」との感想が寄せられたほど、盛況な時間が流れました。
参加者の声
イベントを終えた参加者たちからは、「岡山大学や工学部に対する興味が高まった」との嬉しい声や、「講演を通じて、将来の進路について具体的なイメージを持てた」との感想が寄せられました。こうしたリアルな声は、今後のイベント開催においても大きな励みとなるでしょう。
継続しての実施予定
岡山大学工学部は、今後もこのシンポジウムを続けて実施する予定です。高校生だけでなく、中学生や大学生、さらには保護者や学校関係者も対象にし、広く参加者を募る方針です。このような取り組みを通じて、地域における新しいキャリア支援の形を模索していく姿勢が期待されます。
工学女子会の紹介
イベントの中で触れられた「工学女子会」は、多くの工学系女子学生が交流を図る団体です。「ゆるく楽しく、でも頼れる仲間づくり」を目指して活動を進めています。専門的な知識を共有し合うことで、将来への不安を和らげ、主体的に学びを追求する環境を作り出しています。
まとめ
この「工学系女子のキャリアを考えるシンポジウム」は、工学の世界に進む女子学生への支援を目的とした重要なイベントでした。参加者たちの新たな挑戦に対する後押しとなるよう、岡山大学工学部のさらなる取り組みが期待されます。