kintone時代を支える峠健太郎氏と業務改善の未来像
kintoneの導入が41,000社を超え、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進化を遂げる中で、「使いこなす人材」の育成が急務となっています。特に注目されているのが、株式会社MOVEDが提供する教育プラットフォーム「クラウドユニバーシティ」。ここでは、そのBizDevリーダーである峠健太郎氏に焦点を当て、インタビューを通じて彼のビジョンや業務改善に対する考え方を深掘りします。
kintoneを基盤とした業務改善の追求
峠氏はまず、業務改善は技術の問題ではなく、人の心を動かすことだと強調します。
「自身や組織が成長するにはインプットを増やす考えを持つ方もおられますが、アウトプットも行うことでさらに品質が向上するわけです。」
彼が担当するのは、セールス、アライアンス、動画配信支援の3つの領域で、顧客課題の解決へと導く役割です。MOVEDのサービスは、kintoneを活用した研修や導入支援、プレゼンテーショントレーニングなど多岐にわたります。特に、彼の強みは顧客のニーズを的確に捉え、適切なトレーニングを提案することにあります。
教育プラットフォームの強み
MOVEDが展開する「クラウドユニバーシティ」は、2014年からのkintone研修実績を持ち、受講者数は10,000名を超える業界のリーダーです。
峠氏は、「kintoneとは何か」という基礎から、「ビジネスを構築する」という発展的な内容まで、段階的に学べるカリキュラムを整備しています。これにより、従来の研修提供企業との差別化が図られています。
特筆すべきは、MOVEDのメンバーの多くが実際のkintoneユーザーである点です。彼自身も元々ユーザーであり、現場での経験をもとにアプローチを提案しています。
キャリアの「巡り合わせ」
峠氏のキャリアは、新卒でSE企業に入社し、インフラエンジニアとしての経験を積んだ後、病院のIT担当へと進みました。そこで彼が見つけたkintoneは、業務のデジタル化を実現するための強力なツールとなりました。
「業務の片手間でアプリを作って、それを自分の業務にすぐ活用できるというのは非常に便利でした。」
彼はこの経験を生かし、病院内外での普及活動に尽力し、MOVEDの一員として副業からスタート。その後、正社員となり、現在の役職に至ります。
社会への貢献と未来のビジョン
峠氏はkintoneの導入が進む中で、業務改善の文化を広めるためのビジョンを持っています。
「プレゼンのトレーニングを受けた人が次に教える立場になることで、どんどん業務改善に関心を持つ方々が増える。」
この考えのもと、学びが人から人へ伝わり、連鎖的に広がることを徹底しています。アウトプットを重視し、学びを深めることで、次世代に業務改善の知識を継承していくことが彼の使命です。
業界の温度を知る重要性
峠氏は一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)にも関与し、業界の動向をつかむことを大切にしています。
「いろんな業種・職種の方と出会える場として、業界の様子を知るには非常に有効です。」
SAJを通じて幅広いネットワークを築き、それがビジネスに繋がっています。また、新しい視点を取り入れる重要性を感じており、業界内外での情報の流れを常に把握することが必要だと述べています。
おわりに
峠氏は、一貫して人の心を動かすことこそが業務改善の鍵であり、学んだことを周囲に伝えていくことが真の意味での成長に繋がると考えています。今後も彼の活動から目が離せません。
【プロフィール】
峠健太郎(とうげ けんたろう)
株式会社MOVED BizDevリーダー。新卒で富士通グループに入社し、インフラエンジニアとして勤務した後、京都の病院IT担当を経て、MOVEDに参加。対顧客業務における豊富な経験を基に、kintone活用支援に尽力しています。