EcoFlow DELTA Pro 3がグッドデザイン賞受賞
EcoFlow Technology Japan株式会社が新たに発売した家庭用蓄電池「EcoFlow DELTA Pro 3」が、2024年6月27日に公式として発表され、同年のグッドデザイン賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、デザインの優れた商品に与えられるものです。
新たな家庭用蓄電池の選択肢
「DELTA Pro 3」は、従来の家庭用蓄電システムに比べてコストパフォーマンスが高く、容量も豊富です。特に、設置工事が不要で、個々のライフスタイルに応じた最適な容量の選択が可能な点が評価されました。これにより、災害時の備えや電気代の節約が手軽に実現できます。
先端技術の搭載
この新型蓄電池は、EcoFlowの技術の集大成とも言えるもので、X-Stream、X-Boostに加え、X-ShieldやX-Guardなどの最新技術が搭載されています。このような先進機能により、電気工事を行わずに、簡単に省電力生活を送ることができるのです。
受賞理由と審査委員の評価
近年、自然災害の増加に伴い、ポータブル電源や蓄電システムの需要が高まっています。しかし、ポータブル電源には容量の制限があり、高度な蓄電システムは導入コストが高いため、一般家庭においては実現が難しいとされています。この現状を打破する製品として、設置工事が不要でありながら大容量を実現した「DELTA Pro 3」の提案は、審査員から高く評価されました。
特に、容量の増設が可能で、太陽光発電などの再生可能エネルギーとも連動できる点が多様性に富んでいると好評です。
2024年度グッドデザイン賞の意義
グッドデザイン賞は1957年に創設された制度で、日本国内外の企業や団体から多くの参加があります。暮らしの質の向上を図り、社会が抱えるさまざまな課題をデザインで解決することを目的として、毎年開催されています。
受賞の象徴である「Gマーク」は、優れたデザイン性の象徴として広く認知されています。今後もこの賞を通じて、多くの優れた製品が評価されることでしょう。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2024
受賞製品の展示会が、2024年11月1日から5日まで東京ミッドタウンで開催されます。ここでは、全受賞デザインが一堂に会し、まさにデザインの祭典となります。
EcoFlow DELTA Pro 3の基本スペック
- - メーカー希望小売価格: ¥539,000
- - 容量: 4,096Wh
- - AC入力: 100V 1,500W/200V 3,000W
- - AC出力: 100/200V 50/60Hz 3,600W(サージ7,200W)
- - ソーラー入力: 2ポート
- - バッテリー: LFPサイクル4,000回後に初期容量の80%以上を維持
- - 重量: 51.5kg
- - ビルトイン接続: Wi-Fi、Bluetooth
この製品は、エコで持続可能なライフスタイルを追求する家庭に最適です。環境の変化に伴い、ますます重要になってくる家庭用蓄電池の役割を考えさせられるニュースですね。
EcoFlowの企業理念
EcoFlowは「クリーンな電力へ、誰でも簡単にアクセスできる社会」を実現することを目指して設立されました。環境に配慮した創造性を持つ技術を通じて、私たちの生活を支えるエネルギーソリューションを提供しています。ウォータースポーツやキャンピングシーンで活躍するポータブル電源を多数展開しており、全世界で300万人以上のユーザーに利用されています。
公式サイトでは、DELTAシリーズやRIVERシリーズに関する詳細情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。これからの時代に求められるエコな電力技術を、EcoFlowを通じて実感してみてはいかがでしょうか。