はじめに
群馬県のサッカーチーム、ザスパ群馬が海ごみ問題の解決に向けた新たな取り組みを始めることが発表されました。『LEADS TO THE OCEAN』というプロジェクトは、海の環境問題にスポーツを通じて取り組むもので、非常に意義深い内容になっています。
プロジェクトの概要
『LEADS TO THE OCEAN』(略称:LTO)は、NPO法人海さくらと公益財団法人日本財団が推進しているプロジェクトで、2015年から湘南ベルマーレが参加しています。このプロジェクトは、様々なスポーツクラブが協力し、清掃活動を行うことで海の環境問題を解決することを目的としています。これまでの活動を基に、ザスパ群馬もこの活動に参加することとなりました。
記者会見の開催
ザスパ群馬は、今後の取り組みを発表する記者会見と海ごみセミナーを2025年5月22日に開催します。この会見では、関係者がプロジェクトの詳細を説明し、一般参加者も参加できる海ごみセミナーも行います。セミナーでは、海ごみ問題についての理解を深めるための討論が行われ、専門家や参加者との交流も期待されています。
記者会見の詳細
- - 日時: 2025年5月22日
- - 場所: GCCザスパーク(群馬県前橋市)
- - 登壇者: NPO法人海さくら代表古澤純一郎氏、株式会社ザスパ代表取締役社長細貝萌氏
海ごみセミナーの参加募集
セミナーには、一般のお客様も参加できるため、多くの人々に海ごみ問題に対しての知識を広める良い機会となります。参加は先着20名に限られており、定員に達し次第締め切りとなるため、早めの応募が推奨されます。
セミナーの内容
- - テーマ: 『海ごみ問題について』
- - 登壇者: BLUE MAN(古澤代表)
ザスパ群馬の取り組み
ザスパ群馬は、地域の特性を生かし、本プロジェクトに積極的に参加することを表明しています。2023年からは『ザスパエコスタジアムプロジェクト』を始動。バイオマスプラスチック容器の導入や、使用済みプラスチックの収集を行うエコステーションの設置など、環境に配慮した活動を展開しています。群馬は海なし県ですが、清水源県として水の大切さを理解しているため、海を想う気持ちを持った取り組みとなることでしょう。
プロジェクトの始動
プロジェクトは2025年5月31日の明治安田J3リーグ第14節、ザスパ群馬対アスルクラロ沼津戦からスタートします。当日は、ゴミ拾い活動や啓発活動を行い、観客に向けた環境教育や、ゴミ拾いを行ったマスターの表彰も予定されています。これは、地域の仲間と共に持続可能な社会を目指す第一歩となります。
まとめ
『LEADS TO THE OCEAN』プロジェクトは、ザスパ群馬が地域と共に環境保護に取り組む新たな試みです。本プロジェクトを通じて、海ごみ問題への意識を高め、より良い未来を切り開くことを期待しています。参加を希望する方は、ぜひとも記者会見や海ごみセミナーに足を運んでみてはいかがでしょうか?