鈴茂器工、北米向け専用サイトを公開へ
鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:鈴木美奈子)は、この度、米国の現地法人であるSuzumo International Corporationが運営する北米向け英語版専用サイトを2024年8月1日より公開すると発表しました。これにより、北米市場における顧客へのサービスをさらに強化していく方針です。
新たな専用サイトの意義
鈴茂器工にとって、現地法人が運営する専用サイトの立ち上げは初めての試みとなります。それまでは本社が運営する海外向けサイトを通じて対応していましたが、近年の問い合わせ件数の急増を受けて専用サイトを設けることとなりました。2022年と比べ、2023年の月平均問い合わせ件数は約1.6倍、2024年6月までの進捗では約1.9倍と予測されています。この背景には、北米におけるニーズの高まりがあると指摘されています。
サイト開設の3つのメリット
1.
直感的な製品理解: 北米市場向けの製品仕様を動的なコンテンツとして提供し、ユーザーがよりわかりやすく情報を得られるようにします。
2.
スピーディーな対応: カリフォルニアとニュージャージーの拠点にて、即時の問い合わせ対応が可能になるため、顧客サービスを素早く行えます。
3.
直接注文機能: 北米地域の既存の顧客は、関連商品をサイトから直接注文できる特典も用意しています。
今後の展開
北米向け専用サイトでは、今後「導入事例」「質問」「NEWS」などの情報を公開し、さらにショールームやオンライン見学などの機会を増やすことで、製品体験の機会を強化していきます。また、公式SNSやデジタルマーケティングを利用し、コミュニケーションチャネルを多様化させる計画です。
米国現地法人の役割
Suzumo International Corporationは、米国において鈴茂器工製品の優位性を訴求し、現地のニーズに密着したサービスを展開しています。近年、アメリカやカナダでは寿司やおにぎりの製造機器の需要が高まり続けており、労働賃金の高騰や人手不足といった課題に対する解決策としても、鈴茂器工の製品が注目されています。特に、米飯文化が再評価されている中で、同社の製品はその質を低下させることなく効率的な調理を可能にします。
会社情報
鈴茂器工株式会社は、1961年に設立された企業で、東京都中野区に本社を置いています。米飯加工機械や寿司ロボットの分野で世界的なシェアを誇り、アメリカを含む世界80ヶ国以上で様々な食のシーンに対応しています。近年では、米飯加工機械において特に高い人気を得ており、産業への貢献が評価され、2023年の外食アワードも受賞しています。鈴茂器工は「食の『おいしい』や『温かい』を世界の人々へ」というビジョンのもと、今後も新しい食の価値を創造していくことに努めていきます。
※ウェブサイトのリンク:
Suzumo International Corporation