日野市とCPCCが協定
2026-03-03 11:51:47

日野市とCPコンクリートコンソーシアムが持続可能性向上に向けた協定を締結

日野市とCPコンクリートコンソーシアムの連携



日野市は、持続可能な社会を目指してCPコンクリートコンソーシアム(CPCC)と連携協定を結びました。この取り組みは、地域社会の持続可能性を高めるための環境対策の一環として位置づけられています。特に、コンクリートの生産過程で発生する二酸化炭素(CO2)を固定化・利用するCPコンクリート技術を活用し、2026年にオープン予定の「西平山あそびば」内でのベンチ製作や、スロープ、駐車場の舗装へと展開することが計画されています。

持続可能なインフラへの取り組み


近年、環境問題への関心が高まり、持続可能なインフラの必要性が叫ばれる中で、このプロジェクトは重要な意義を持ちます。CPCCは、建設現場で発生する余剰コンクリートや不要になったコンクリートガラを有効活用し、CO2を再利用する技術を進めています。この新しい技術は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるグリーンイノベーション基金から支援を受けて推進されています。

「カーボンニュートラルシティHINO」を目指して


日野市は、「気候非常事態宣言」を発表し、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラルシティHINO」を目指しています。この協業は、その一環として位置し、日々の生活環境の質を向上させるとともに、CO2削減に寄与することを目指しています。

CPコンクリートの技術的特色


CPコンクリートは、セメントの焼成過程で発生するCO2をコンクリートに固定化する新しい材料です。この材料を使ったインフラ施行は、サステナブルな社会の形成に貢献します。日野市の「西平山あそびば」では、実際にこの技術を活用した施工が行われ、CO2を固定したベンチやスロープが設置されます。また、豊田駅前のバスベイでは、CPコンクリートを用いたプレキャスト鉄筋コンクリート版が施工される予定です。

施工に携わる企業


この取り組みには、数社の企業が参加しています。株式会社安藤・間は、西平山あそびばでのベンチの施工を担当し、株式会社佐藤渡辺がスロープと駐車場の透水性ポーラスコンクリートを施工します。大成ロテック株式会社は、豊田駅前のバスベイでの施工を担当します。また、その他の企業はコンクリートの材料や養生工法の検討に携わっています。

これらの技術や試みを通じて、日野市とCPCCは地域でのCO2削減を実現し、持続可能な社会を築くための次なるステップを示しています。今後、施工されたベンチや舗装から固定されたCO2の量をデータとして測定し、国の温室効果ガスインベントリ報告へと反映させる計画も進行中です。

未来への展望


この協定は、単なるコラボレーションに留まらず、持続可能な社会の実現に向けた新たな道を切り開くものと言えるでしょう。地域環境に配慮したインフラ整備の先駆けとなり、他地域への波及効果も期待されます。

持続可能な未来を見据えたこの取り組みから、今後の動きがますます注目されます。

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