社会的インパクトを考える「Social Impact Day 2025」が迫る!
2025年に開催される「Social Impact Day 2025」は、社会の変革を目指す活動を推進するための大規模なイベントです。開催期間は5月14日から16日までの3日間で、テーマは「インパクト・エコノミーの地殻変動」です。このイベントは、一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)と一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)の共催で実施されます。
近年、企業や行政、投資家が協力し、高い社会的インパクトを生み出すためにさまざまな取り組みを進めています。特に、気候変動や少子高齢化、地域経済の変化など、社会課題は多岐にわたっており、それに伴って「インパクト・エコノミー」も進化を遂げています。かつてはごく限られた事例に留まっていたこの概念が、今や経済の中心に登場してきたのです。SID2025では、この変化を「地殻変動」に例え、インパクト・エコノミーのさらなる発展を議論する場を提供します。
深まりゆく対話の場、3日間で15セッション以上開催
「Social Impact Day 2025」では、産官学の各分野から数多くの専門家が参加し、地域主導のインパクト・エコノミーの成長やインパクト投資の未来的なビジョン、そして新たな経済システムの構築に向けた「共創」について話し合います。この3日間で行われるセッションは15以上にのぼり、各セッションでは業種や立場を超えた知見の交換が期待されます。
基調講演:資本主義の限界と「ベータ・アクティビズム」について
初日には、資本主義の枠組みを問い直す議論が待っています。著名な投資の専門家であるJon Lukomnik氏とJames P. Hawley氏が基調講演を行い、現代ポートフォリオ理論(MPT)が時代遅れになりつつあること、そして資本主義の限界を克服するためには一人一人の意識的な関与が不可欠であることを示唆します。彼らの講演を通じて、参加者は「システムリスクとは何か?」や「いかにして今日の社会に貢献するか?」という疑問に考えを巡らせることになるでしょう。
官民連携によるインパクト・エコノミーの共創
15日のセッションでは、「官民連携によるインパクト・エコノミーの共創の可能性」をテーマに議論が展開されます。このセッションでは、インパクトコンソーシアムがこれまでに達成した活動成果と今後の期待を振り返りながら、官民連携がどのようにインパクト・エコノミーの発展に寄与できるかを追求します。
システム・チェンジに関するセッション
同じく15日には、「システムチェンジを“捉える”には」というテーマで、システムレベルでのインパクト測定に焦点を当てたセッションも開催されます。このセッションには、国内外の事例の知見をもとに、地域ごとの文脈に根ざした実践方法について議論します。また、システムチェンジ投資が持つ可能性についての理解を深める機会としても重要です。
一般参加者も歓迎!チケット販売中
この重要なイベントは一般の参加者にも開かれており、チケットが販売されています。早割チケットは4月30日までの申込みが可能で、通常チケットは5月1日から販売される予定です。また、参加者にはアーカイブ視聴も提供され、交流会も設けられています。
詳しい情報やチケット購入は、イベント特設サイトを訪れてご確認ください。
特設サイトはこちら。
本イベントは、インパクト・エコノミーの未来を考え、社会に変革をもたらすための大きな一歩となることが期待されます。あなたもこの重要な議論に参加し、新たな知識やネットワークを広げてみませんか?