フォークリフトの自動運転
2024-09-03 13:39:22

コクヨロジテムとARAV、フォークリフトの自動運転技術を実証実験開始

コクヨロジテムとARAVが進める新たな挑戦



株式会社コクヨロジテム(大阪市)は、物流業界の効率化を図るため、ARAV株式会社(東京都文京区)と連携し、フォークリフトの遠隔操作と自動運転技術の実証実験を8月から実施しています。この取り組みは、物流現場での業務改善や働きやすい環境創出を目的としています。

実験の背景と目的


この実証実験は、コクヨロジテムが物流倉庫内の遅れを解消し、作業の効率を高めるために行っています。コクヨロジテムは、実験場コンテストの受賞技術を活用し、これを実現するための機会を提供しています。物流業界では、労働力不足が深刻な問題となっており、その解決を目指す重要なプロジェクトです。

実証実験の内容


実証実験では、ARAVが開発した遠隔操作機器をコクヨロジテムのフォークリフトに装着し、遠隔からの操作を行います。配送センターに設置した遠隔操作室から、倉庫内のフォークリフトを動かし、走行動作やハンドル操作の確認を行っています。また、作業ルート上でのパレット搬送の試験も進め、今後は自動運転に関する実験も視野に入れています。

遠隔操作のメリット


遠隔操作と自動運転技術は、特に既存のフォークリフトに対して後付けで装備できる点が特徴です。これにより、物流企業は自社が既に保有しているフォークリフトを活用しやすくなります。現場での従業員の負担を軽減し、さらに業務の効率を向上させるための道筋が開かれることが期待されます。

期待される効果


働きやすさの向上


遠隔操作技術の導入により、過酷な倉庫環境での作業が軽減される可能性があります。オペレーターが勤務する場所の選択肢が増えることで、より快適な労働環境を提供できるでしょう。これは物流業務が多忙な時間帯にも対応できるため、労働力の確保にも寄与します。

生産性の向上


自動運転フォークリフトが導入されることで、夜間や早朝など、人手が不足する時間にも作業が行えるようになります。これによって人件費の削減だけではなく、全体的な生産性の向上も見込まれています。物流業界での効率化は、今後の成長に欠かせない要素となるでしょう。

未来の展望


コクヨロジテムは、今回の実証実験を通じて得られる知見が、今後の物流現場の課題解決に役立つと信じています。2024年9月には国際総合物流展での発表も予定しています。このフォーラムでは、物流の未来についての議論が行われ、参加者に最新の取り組みを紹介する機会となります。

お問い合わせ先


本実証実験に関する問い合わせは以下まで。
  • - 株式会社コクヨロジテム
TEL:06-6973-9470
Email: [email protected]
  • - ARAV株式会社
TEL:070-4809-0195
Email: [email protected]

物流業界の未来を切り拓く新たな技術が、どのように発展していくのか、引き続き注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社コクヨロジテム
住所
大阪府大阪市東成区大今里南6丁目1-1
電話番号
06-6973-9470

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