がん患者の新たな希望！お尻の痛みを解消するスパッツの試着会を開催

新たな痛み軽減策、パッド入りスパッツ「おしりの幸せ」

近年、がん患者に多く見られる合併症として「がん悪液質」が注目されています。この状態に苦しむ方々の中には、特に座った際に激しいお尻の痛みを訴える方が多くいます。このような悩みを解消するために、衣料品の開発を行う二十三夜が新たにパッド入りスパッツ「おしりの幸せ」を開発しました。

「おしりの幸せ」は、特許を取得したスパッツで、左右のポケットに取り外し可能なパッドを内蔵しています。パッドの厚みは約2.5cmで、柔らかい素材が体を包み込み、底付き感がない安心の座り心地を提供します。これにより、座骨に当たる痛みを軽減し、日常生活をより楽にすることが可能となります。

2025年4月15日に試着会を開催！

このスパッツの魅力を体感いただくため、2025年4月15日、千葉市中央区にて試着会が開催されます。場所はTotal Beauty Salon Ravissyで、多くのがん患者やそのご家族を対象にしています。事前に申し込みが必要なので、興味のある方はお早めに問い合わせをしてみてください。

痛みに苦しむ患者の声

「おしりの幸せ」が実際に役立っている事例も多く寄せられています。ある50代男性はがん手術後、体重が約10kg減り、骨が触れるほど痩せたお尻に痛みを感じていたそうですが、このスパッツを利用することで「外出することに不安がなくなった」と評価しています。また、40代女性は抗がん剤治療で体重が減少し、座ることができない状態に陥っていたところ、「おしりの幸せ」が温かさを持ってお尻を包んでくれ、日常生活が楽になったと喜びの声を寄せています。

開発の背景

「おしりの幸せ」の開発は、2006年にエステサロンで働いていた際のお客さんの悩みから始まりました。正座をした際に座骨に痛みを感じ、外出や移動が難しくなることを知った開発者は、何とかこの問題を解決したいと10年の歳月をかけて試行錯誤を繰り返しました。そして、多くの方にご愛用いただける商品として完成を見ました。