甲州ワインの魅力
2025-05-30 11:26:28

新たな魅力を誇る甲州ワイン「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」20周年記念

20周年を迎えた「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」の新たな展開



メルシャン株式会社は、日本の土壌と文化に根付くブドウ品種「甲州」を大切に育て、20年にわたる探求の成果として新たなワインを発表しました。6月17日より、全国の飲食店やオンラインショップで展開される「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 アン・オマージュ・ア・タカ 2024」は、甲州ワインの魅力を再発見する特別な一本です。

甲州ワインの歴史と可能性


日本の固有ブドウ種である「甲州」は、生食用やワイン醸造用として長い歴史を持っていますが、その特性からかつては薄味で特徴に乏しいとの評価を受けていました。実際、2000年代初めにはその栽培が衰退し、面積や収穫量も激減してしまいます。

ですが、そんな甲州の可能性を引き出すために2000年に始められたのが「甲州プロジェクト」です。このプロジェクトにより、甲州ワインの価値は再評価され、世界の舞台でその存在感を増しました。2004年に登場した「甲州きいろ香 2004」は、その先駆けとして高い評価を受け、瞬く間に完売した名品です。

香りの新しい「甲州」


「甲州きいろ香 アン・オマージュ・ア・タカ 2024」は、「甲州きいろ香 2004」の20周年を記念し、ボルドー第二大学の富永博士の指導を受けた成果を称えた作品です。このワインは、収穫時期にこだわりつつ、グレープフルーツの香りと爽やかな酸味を最大限に引き出しています。

口に含むと、カボスやスダチを思わせる爽やかな香りが広がり、その後に豊かな酸味が追いかけてきます。まさに和と洋が融合した、新たな日本の風味を感じることができるワインです。

デザインの背後にある思い


この特別ワインのラベルは、故富永博士を讃えるデザインで、自然と人間の共存と香りの美しさが表現されています。博士が描いた絵本「いとしい小鳥 きいろ」のイラストを用い、彼のメッセージがラベルに記されています。このように、見る者に深い感慨を与える工夫がされています。

今後の展望


「シャトー・メルシャン」のゼネラル・マネージャーである小林弘憲氏は、この20周年を経て「甲州」の哲学とワイン造りの精神を次世代に引き継ぐ思いを語っています。研究の歴史と共に積み重ねた知識と技術が、今後のワインにどのように生かされるのか、次世代の造り手にも注目です。

「甲州きいろ香」の新たな展開は、単なるワイン以上の文化的意義を持ち、私たちのチャンネルで日本のワイン文化の未来を楽しむ契機になるでしょう。20年の歳月を経て、再び生まれ変わった「甲州」は、飲む人々に新しい発見と感動を提供してくれます。

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商品情報


  • - 商品名: シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 アン・オマージュ・ア・タカ 2024
  • - : 白
  • - アルコール度数: 11.5%
  • - 容量: 750ml
  • - 発売日: 2024年6月17日
  • - 発売場所: 全国の飲食関係、メルシャングループオンラインショップ、シャトー・メルシャンのワイナリー
  • - 価格: オープン価格

このワインを体験し、一緒に「甲州」の魅力を再発見しましょう。


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会社情報

会社名
キリンホールディングス株式会社
住所
東京都中野区中野4-10-2中野セントラルパークサウス
電話番号
03-6837-7000

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