近畿の高校生が多文化共生を考える感想文コンテストを開催

近畿の高校生を対象にした感想文コンテストが開催

公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会が主催する「みんなちがって、みんないい！！～感想文コンテスト～」が近畿2府4県を対象に開催されます。本コンテストは「多様性を尊重する共生社会の実現」を目指す取り組みの一環として行われ、高校1、2年生が参加できます。

コンテストの概要

参加する高校生は、当協会の公式YouTubeチャンネル「きんちく広報チャンネル」にて配信される課題動画を視聴し、その内容に基づいた感想文を提出する形式です。課題動画では、「スタディサプリ」の世界史担当講師である村山秀太郎氏を招き、「世界史から学ぶ多文化共生」というテーマで講演が行われます。また、村山氏は感想文の審査にも協力してくれます。

賞について

優れた感想文には、最優秀賞1名にはQUOカード50,000円分を、優秀賞5名にはQUOカード10,000円分が授与されます。表彰式は2025年9月13日、長岡京記念文化で行われる予定です。

海外からの影響を考慮する

日本国内における外国人の在留者数は2024年末時点で376万8,977人に上り、過去最高を記録しています。このような状況の中で、異文化交流や外国人との共生が大きなテーマとなっています。しかし、実際には一部の地域では外国人に対する「苦手意識」が根強く残っています。

このコンテストを通じて、本事業の参加者には「文化や価値観が異なる人々に対して、心を開くことの大切さ」を考え、未来を担う人材として成長してほしいと思います。