新しい暮らしの形
2025-11-05 14:30:08

東急不動産とU Shareが推進する新しいコミュニティレジデンス事業とは

新しいコミュニティレジデンス事業の始動



概要
東急不動産株式会社とU Share株式会社は連携し、東京都港区南青山でコミュニティレジデンス事業の実証実験(PoC)をスタートしました。この先進的な試みは、広域渋谷圏の産業を育成し、多様な人材を引き寄せる職住融合環境を構築することを目的としています。

事業の狙い
本プロジェクトは、「自身の成長やコミュニティ構築」と「異なる分野の企業・人材の知見の融合」を通じて新たなビジネスや技術の共創を促すことを目指しています。渋谷エリアは近年、国際的な企業や人材が集まることで、特に注目を集めています。このエリアはスタートアップ支援施設や医療機関、教育機関が充実しており、若手人材や国際的なファミリー層が集まりやすい環境となっています。

コミュニティの重要性
都市生活では、「住まい」と「働く・学ぶ・交流する」の機能が分断されがちですが、そうした状況に対処するためには、安心して集い、暮らせる環境の構築が不可欠です。企業は優秀な人材の獲得・定着を図る一方で、新たな産業の創造に向けたオープンで共創的な都市インフラを求めています。今回のプロジェクトは、そのニーズに応えるものです。

PoCの概要
具体的には、南青山に位置する対象物件で、国内外の単身者からファミリー層までが共同生活を通じて、学び、交流する体験を提供します。この経験を通じて、広域渋谷圏の産業育成に資する新たな都市居住モデルを模索し、多様な人々が自然に交流できる環境の実現を目指します。

物件情報


場所: 港区南青山七丁目8番15号
交通: 東京メトロ銀座線「表参道」駅徒歩13分、日比谷線「広尾」駅徒歩13分、渋谷駅からバスで約10分
敷地面積: 約540m²
PoC期間: 2025年10月下旬~2026年5月末(予定)
主要機能: 住空間に加え、ラウンジやイベントスペースを完備し、学生やクリエイター、スタートアップ人材、教育に意欲的なファミリーを対象としています。

東急とU Shareの意義


このプロジェクトの責任者であるU Shareの上田真路社長は、都市の未来像を共有する重要な連携として、この取り組みを位置づけています。彼は、学びと暮らしの融合を追求する中で、コミュニティ形成と不動産開発における解決策を提示するとしています。
コミュニティレジデンスは、単なる住まいに留まらず、人と人、地域と世界をつなぐ役割を果たす「都市のプラットフォーム」としての役割があると強調しています。

展望と今後の展開


この実証実験を通じて、入居者のニーズやコミュニティ形成の有効性を検証し、ユーザーの声をデータとして分析します。この知見は、今後の新規開発やサービス設計に活用し、コミュニティレジデンス事業を広域渋谷圏内外で具体化していく予定です。

このプロジェクトは、地域の富を生み出し、未来の暮らしを形成する重要なステップとして、多くの期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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