復興の灯火プロジェクトが郡山で開催
2025年3月11日、福島県郡山市のJR郡山駅前で、東日本大震災から14年を迎え、復興の灯火プロジェクトが開催される。このプロジェクトは、震災の記憶を風化させないように、多くの方々の協力のもと行われ、今年で7回目を迎える。
350基の灯ろうが生み出す温かい光
今年の復興の灯火プロジェクトでは、郡山の地域の伝統文化である海老根伝統手漉和紙を使用して制作された約350基の灯ろうが展示される。これらは、復興公営住宅の住民や市内の小・中学生、高校生など、地域に住む多くの人々が描いたものだ。灯ろうの制作は、郡山女子大学短期大学部の学生たちも参加し、地域の絆を深めるためのページとなっている。
当日には、郡山女子大学短期大学部幼児教育学科の学生による演奏も行われ、17時30分から点灯式が始まる。装飾された灯ろうが、温かい光を放ち、共に過ごした人々の想いを伝える瞬間となるだろう。
地域のつながりと災害対策の学び
また、同会場では、福島県県中地方振興局が主催するキャンドルナイトも同時開催される。このイベントでは、復興状況の紹介ブースや、災害時の食事を提案するブース、ミニ灯ろう制作ブースなども設けられ、参加者は災害に対する備えや地域の伝統について学ぶ良い機会となる。地域のつながりを深めるための試みが詰め込まれたこのイベントは、多くの人々にとって意味深い体験となるだろう。
開催概要
- - 日時: 2025年3月11日(火)17時30分~20時
- - 場所: JR郡山駅西口駅前広場(福島県郡山市駅前二丁目4-408)
なお、雨天の場合は内容が変更される可能性があるため、詳しい情報は公式ホームページで確認することができる。プロジェクトの趣旨や詳細な内容は、
復興の灯火プロジェクト公式ホームページにて確認できる。
お問い合わせ先
本プロジェクトに関する問い合わせは、郡山女子大学短期大学部地域創成学科の小松または米本まで。連絡先は以下の通りである。
- - 電話: 024-932-4848
- - FAX: 024-933-6748
復興の灯火プロジェクトは、震災の記憶を次世代に継承し、人々の絆を育むための大切な取り組みである。今年も多くの方々が参加し、復興への想いを一つにすることでしょう。