「校舎の思い出プロジェクト」が葛飾区立二上小学校で実施
東京都葛飾区の「葛飾区立二上小学校」では、キヤノンマーケティングジャパングループとぺんてる(アストラム株式会社)が協力して「校舎の思い出プロジェクト」を展開しています。このプロジェクトは、建て替えや統廃合により取り壊される小学校を対象に、学生たちが校舎との思い出を作るお手伝いをするものです。実施日には、校舎の老朽化が進む旧校舎で、児童たちが「最後の思い出」を形にしました。
背景と目的
1969年に設立された二上小学校は、この数十年の間に多くの卒業生たちの思い出の場所となってきましたが、現在は老朽化や耐震対策が求められています。また、少子化の影響で小学校の統廃合も進行中です。このため、多くの児童が通い慣れた校舎で卒業式を迎えることが難しくなっています。そこで、キヤノンMJグループは2014年から、ぺんてると共に「校舎の思い出プロジェクト」を始め、校舎での最後の思い出づくりを提案しています。
思い出づくりのプロセス
このプロジェクトでは、児童たちが校舎をキャンバスとして絵を描き、その様子をキヤノンのカメラで撮影します。具体的には、ぺんてるが提供する画材を使って壁画を制作し、キヤノンMJグループがカメラの貸し出しや大判ポスターの制作を行います。
また、二上小学校では、児童に対する壁画制作のレクチャーや、ミラーレスカメラを使った写真教室が開催されました。撮影された作品や校舎との思い出の写真は、大判ポスターとして寄贈され、学校主催の「校舎とのお別れ集会」でも紹介されました。
地域住民とのつながり
他にも、3月7日に行われた地域公開イベントには、500名を超える卒業生や地域住民が参加し、感謝のメッセージを書き込む姿が見られました。このように、キヤノンMJグループは地域とのつながりを大切にし、児童だけでなくまち全体での思い出づくりをサポートしています。旧校舎に縁のある方々がカメラを手にすることにより、思い出を残す喜びを感じてもらう機会も設けられました。
参加した児童の声
このプロジェクトに参加した児童たちは、「壊すのが悲しいくらい、みんなの絵がかわいくて、見る度にテンションが上がった」「初めて使った大きなカメラで、きれいな写真が撮れると知ることができ、とても楽しかった」といった感想が寄せられ、子どもたちの心に残る感動的な思い出となりました。
プロジェクトの今後
キヤノンMJグループは、こうした活動を通じて、心豊かな希望あふれる未来を目指します。「校舎の思い出プロジェクト」は全国の72校に広がり、今後もさまざまな地域で実施される予定です。例えば、在校生や卒業生、地域住民同士の絆を育み、校舎のお別れをより意義深いものにするための活動を進行していきます。
まとめ
「校舎の思い出プロジェクト」は、ただの思い出づくりにとどまらず、地域とともに育む教育の一端を担っています。卒業生や地域住民との絆を深めると共に、未来への希望を子どもたちに伝える意義のあるプロジェクトです。