衛星データ活用の未来
2025-10-24 10:41:00

Green Carbon、衛星データ活用プログラムで1次審査通過。新たな農林産業の未来

Green Carbon、衛星データを活用した新たなプロジェクトが1次審査を通過



Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤)は、NEDO主催のプログラム「NEDO Challenge: Satellite Data-農林水産業を衛星データでアップデート!」において、株式会社Archeda(以下、アルケダ)との共同で応募し、見事1次審査を通過した。このプログラムは、農林水産業における技術的および社会的課題を解決することを目的としており、衛星データを効果的に活用することを目指している。

プロジェクトの概要と目的


この提案は、東南アジアにおける小規模農家の生活を安定させるための「マイクロファイナンスサービス」を提供することを中心に展開される。最近の異常気象により、農作物の収量と品質が不安定になっていることが問題視されており、これに対処するためにカーボンクレジットから得られた資金を活用したいと考えられている。現地の銀行と連携し、農業保険の形でサービスを提供することにより、農家が抱えるリスクを軽減し、経営の安定化を図ることが可能になる。

Green Carbonは、さまざまな環境プロジェクトを通じてカーボンクレジットを創出しており、具体的には森林保全、水田の管理、牛のゲップ削減など幅広い取り組みがある。そのため、衛星データを活用することで、どの地域にどのようなプロジェクトが適しているかを選定し、持続可能な運営を実現する。

Archedaとの連携


株式会社Archedaは、衛星データを活かして森林資源の解析やカーボンクレジットのモニタリングを行っている。両社が協力することで、より信頼性の高いプロジェクト運営をサポートし、最終的なクレジット創出の信憑性を確保することに貢献したいと考えている。この連携は、日本にとどまらず国際的なフィールドでも成果を上げる基盤となるだろう。

NEDO Challenge の重要性


本プログラムは、多様な解決策を募り、社会課題の解決や新産業の創出につなげることを目指している。参加者には、開発環境や専門家によるメンタリングが提供され、次のステップに進むことができるチャンスが与えられる。今後、最終的な受賞者が2026年7月に発表される予定で、このプロジェクトの結果が非常に期待されている。

Green CarbonとArchedaの共同プロジェクトは、持続可能な農業と環境保全の両立を目指し、新たなビジネスモデルを確立する可能性を秘めている。持続可能な開発のための新しい試みは、今後の多くの人々の生活にポジティブな影響を及ぼすことでしょう。今後の進展に目が離せない。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。