TIS、クラウド型経費精算システム「Spendia」に新機能追加
TIS株式会社は、経営管理サービス「ACTIONARISE」の一環として、クラウド型経費精算システム「Spendia」に新しく人事や給与、勤怠関連の申請機能を加えました。これは8月19日から提供が開始されています。今までの経費精算にとどまらず、従業員の業務効率を高めることが期待されています。
Spendiaとは?
「Spendia」は、TISが20年以上の経験を生かして開発したクラウド型経費精算システムで、日本の商習慣や制度に特化しています。このシステムはSaaS形式で提供されているため、大企業が求める多様な要件にも対応可能です。また、スマートフォンアプリを通じて簡単に経費の精算を行うことができるため、利便性も高く評価されています。
新機能の背景と概要
近年、多くの企業が労働力不足やダイバーシティの進展に伴い、効率的な働き方を模索しています。経費精算や人事管理に異なるシステムを使うことで、業務が煩雑化しているケースも少なくありません。そこで、TISはこれらのニーズに応える形で、経営管理業務の効率化を目指す新機能を追加しました。
提供される機能群
新しく加わった機能は、経費精算に加え、以下のような人事・勤怠関連の申請機能を含みます。
- 住所変更、給与口座の変更、氏名変更、通勤手当の変更、証明書の発行、各種手当の申請
- 36協定時間延長申請、日次・月次承認確認
- 報奨金、社長賞、インターンへの支払
期待されるメリット
新機能の導入により、以下のようなメリットが期待されます:
- - ペーパーレス化:電子申請により承認状況が可視化され、決裁スピードが向上します。業務の効率性が高まるだけでなく、環境負荷軽減にも貢献します。
- - スマホ対応:従業員は外出先でもスマートフォンを使用して、申請・承認作業を行いやすくなり、業務のスピードアップが図れます。
- - 一元管理:経費精算、人事、労務などを統一したプラットフォームで管理することで、申請結果のデータ連携が容易になります。
- - コンプライアンスの強化:申請・承認プロセスの透明性が向上し、内部統制が強化されます。
今後の展望
TISは今後も「Spendia」の機能を拡充し、さらなる業務効率化やデジタル化を実施する予定です。債権・債務管理業務などの新機能も導入し、企業の競争力向上に大きく貢献していく考えです。TISの提供する「Spendia」は、単なる経費精算の枠を超えて、企業の成長を支えるための強力なツールとなるでしょう。
参考リンク
企業の業務効率化を尋常ならざる勢いで進めるTISの「Spendia」。その進化から目が離せません。