高齢者の安全を考慮した新しい浴室空間「ヒートセーフstyle」のご提案

高齢者の安心を守る「ヒートセーフstyle」

パナソニックハウジングソリューションズ株式会社は、2025年7月14日より新しい浴室システム「ヒートセーフstyle」の提供を開始します。このシステムは、加速する超高齢社会において、高齢者の安全と健康を意識した設計がされています。特に、浴室は安全に入浴できる空間としての役割を求められており、専門家の知見を活かしたプランニングが行われています。

高まる高齢者人口と安全性の必要性

2023年度のデータによれば、日本における65歳以上の高齢者人口は総人口の29.3％に達し、この割合は世界最高を誇ります。厚生労働省の調査によれば、高齢者の不慮の事故の中でも、転倒は最も多い原因であり、特に交通事故の約5倍もの数となっています。このことから、高齢者の健康寿命を延ばすためには、浴室環境の改善が重要な課題と言えます。

生活意識調査の結果

当社が実施した「浴室と生活意識」に関する調査では、約77％の人が自身の足腰の衰えを感じ、55％以上の人が入浴中の転倒やヒートショックへの不安を抱えていることが明らかになりました。さらに、浴室をリフォームする際には、安全性や快適性が重要であると答えた人は95％にも上りました。

「ヒートセーフstyle」の特徴

新たに提案される「ヒートセーフstyle」は、以下の特長を持っています。
1. 業界唯一の電気式床暖房
寒い時期でも足元から優しく温まることができ、快適に入浴できる環境を提供します。
2. 特許取得の手すり
おきラクスマート手すりを採用し、浴室内での安定した移動と軽運動を可能にする工夫がなされています。
3. コスト削減
「ヒートセーフstyle」は、当社従来のプラン価格より約11％安く提案される予定です。