株式会社LayerXが展開する業務効率化クラウドサービス「バクラク」が、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)と新たなパートナーシップを結びました。この提携は、今後の経済活動のデジタル化を促進することを目指し、多様な業種や業界にバクラクのサービスを広めるための重要なステップとなります。
LayerXは、企業間取引における業務改善を実現するソリューションを提供しており、キヤノンMJとの提携により、より広範な顧客層へのアプローチが可能になります。キヤノンMJは、「進取の気性」を重視し、顧客のニーズに基づき、ITソリューションの融合を推進しています。これからは、LayerXの法人向けクレジットカード「バクラクビジネスカード」や関連するプロダクトが、キヤノン製品と結びつくことで新たな解決策を生み出すことが期待されています。
この業務提携の背景には、社会課題の解決があるとされます。特に、中小企業の生産性向上や地域活性化のために、安心安全な社会を実現するために共に取り組むという強い意志が込められています。キヤノンMJが持つ全国の顧客基盤を活用し、LayerXと協力して様々な課題に対処することが見込まれています。両社は「お客様のニーズに先回りし、解決できる領域を広げる」というビジョンのもとで、デジタル化への道筋を切り開く計画です。
キヤノンマーケティングジャパンの寺久保朝昭さんは、LayerXが提供するソリューションと、自社のドキュメントソリューションとを連携させることで、顧客に新たな価値を提供できると述べています。この提携によって、LayerXの業務改善に向けた取り組みが一層広がり、より多くの顧客に対してサービスが提供できるようになるでしょう。
バクラクとは、稟議や経費精算、勤怠管理など、幅広い業務を効率化するためのクラウドサービスです。AI技術を取り入れることで、従業員がより重要な業務に集中できる環境づくりを支援し、中小企業から大企業まで幅広い顧客に対してその利便性を実感させています。すでに10,000社以上の企業がこのサービスを利用し、業務効率化を実現しています。
LayerX自体は、2018年設立の企業で、デジタル化を進めるためにAIを駆使したサービスを提供しています。今後も、彼らの取り組みが経済活動全般におけるデジタル化を加速することが期待されています。また、キヤノンMJは1968年に設立され、国内マーケティングやITソリューションの融合を図っています。両社の提携が、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となることでしょう。
このように、業務効率化やデジタル化の取り組みが進む中、バクラクとキヤノンMJの提携は、今後の展開が注目されるビジネスシナジーを生む要素となるでしょう。両社が連携することで、より多くの企業がデジタル化の恩恵を受けることにつながります。今後のビジネス展開に期待が寄せられます。