新しい時間の概念を探る打楽器の新作パフォーマンス「moment」

打楽器奏者7人による新作パフォーマンス「moment」

2025年8月28日と29日に、有楽町のI’M A SHOWにて、気鋭のドラマー石若駿が率いるクラシックパーカッションアンサンブル「Ki-Do-Ai-Raku×Percussion Tree」による新作パフォーマンス「moment」が披露されます。この公演は、打楽器奏者7名によって繰り広げられる全く新しい形の無言劇と音楽の融合を体験するもので、これまでにない視覚と聴覚による刺激を期待させます。

新しいパフォーマンスの試み

「moment」では、打楽器の音と光、さらに演者たちの無言劇によって、「時間とは何か？」という哲学的なテーマに直面します。私たちが生きる日常の中で時間に縛られがちな存在感や、時間から解き放たれたときに感じる感覚について探求します。
この新作は、ただのコンサートではなく、観客を巻き込んだ一大パフォーマンスの体験を提供し、現代社会における時間の概念を再考する機会を与えます。

作品のストーリー

舞台は、昼と夜を行き来しながら日常を過ごす7人の打楽器奏者たち。彼らの1日は次第に加速し、時間と光を見失っていきます。目まぐるしく変わる状況に自分自身の存在も揺らぎ、暗闇の中で見つける音によって彼らは一歩ずつ前進していきます。新たに生まれる空間で、彼らはどのように時間を再定義し、新しい「時間」を体現するのか。そのプロセスは観客も同時に体験することができるのです。

キャストの紹介

本パフォーマンスには、東京藝術大学出身で活躍するエリートユニットが参加します。プロデューサーの齋藤梨々子をはじめ、難波芙美加、吉田開、秋生智之、石若駿、樋口さゆり、日比彩湖といった各打楽器奏者たちが揃い、各々の技術と感性を結集させます。

特に石若駿は、これまで多くの著名アーティストと共演してきた経験を活かし、自らの作曲した楽曲による新しい響きを生み出します。彼の独自の音楽理論と多様なスタイルが融合し、観客に圧倒的な体験を提供します。