謎のAR体験を提供するGraffity
ARエンターテイメントの未来を先取りするGraffity株式会社は、無線接続可能なAR2技術を搭載したXRグラス「MiRZA」のホームアプリのUI・UXデザインを手がけました。この革新的な技術は、ユーザーがスマートフォンとワイヤレスで接続し、これまでにない没入感のある体験を提供します。
MiRZA:新しいAR体験の扉を開く
「MiRZA」は、国内での企画から製造にいたるまで全てが日本製のXRグラスです。まず目を引くのが、軽量でメガネのようなデザイン。約125gというその軽さは長時間の使用でも疲れにくいことを意味します。タッチやスワイプで操作可能なこのデバイスは、毎日持ち運びたくなるアイテムです。
また、このXRグラスは、Qualcomm社のSnapdragon AR2 Gen 1チップセットを初搭載しており、ユーザーはスマートフォンと無線接続を通じて操作できます。これにより、煩わしいケーブルの制限から解放され、自由な体験が実現されました。
さらに、MiRZAは約1,000nitsの明るさでFHD(1920×1080)の高画質映像を提供し、現実空間に仮想コンテンツを配置する6DoF機能を持つため、まるで現実の中でバーチャル体験をしているかのような感覚が得られます。
Graffityのデザイン哲学
Graffityは、2022年10月から2024年7月末までの間、MiRZAのホームアプリのUI・UXデザインを担当しました。このデザインは、無線接続するスマートフォンの種類に応じて2通りに変化する仕組みで、ユーザーそれぞれのニーズに対して柔軟な対応をしています。
これまでのARに関する知見を最大限に活かし、Graffityは既存のスマートフォンのUIに縛られず、3D空間における新たなユーザー体験を追求しました。アプリはただの機能を提供するだけでなく、ユーザーが体感する全体的なエコシステムが重要視されており、これがGraffityのデザインの根幹です。
アプリケーション開発のパートナー募集
Graffityでは、収益性の高いAR関連事業の実現を目指し、「Graffity AR Studio」を運営しています。MiRZA向けアプリケーション開発にはSnapdragon Spaces SDKを利用する必要がありますが、Graffityは公式パートナーとして、その知見を生かし迅速にアプリ開発を支援します。
未来を見据えるGraffity
今後もGraffityはXRグラス「MiRZA」に関連する新たなアプリケーション開発に注力していく予定です。最新技術を駆使したエンターテインメントの未来は、ARの世界でどのように広がっていくのでしょうか。期待が高まります。
会社概要
Graffityは2017年に設立され、ARエンタメ業界で多くの実績を残してきました。これからも新しいアイデアをもとに、さらなる革新を生み出していくことでしょう。詳細については、公式ウェブサイトでの確認もお忘れなく。