TechTrainとアイフル、第5期リスキリング研修修了
TechTrain(株式会社TechBowl)とアイフル株式会社が共同で実施した第5期リスキリング研修が完了しました。このプログラムには24名が参加し、累計で100名を超える社員が学びを深めました。アイフルの本社は京都市にあり、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進とIT人材の内製化を目指すこの取り組みは、企業の未来を見据えた重要なステップとなります。
このリスキリング研修は、単にエンジニア職の育成だけでなく、情報システム部門や非エンジニア職の参加も促進されており、社員全体がIT技術を理解する環境を構築しています。これにより、業務の効率化やコミュニケーションの円滑化が期待されています。
研修の目的と背景
アイフルでは全社的なDX推進をキー施策として掲げ、未経験社員の技術職へのキャリア転換を支援するほか、あらゆる職種でIT技術を活用できる環境を整えることを目指しています。これにより、社内での業務改善が加速することが期待されています。
第5期の研修にはメンター相談会や振り返り会、AIを活用した効率的な学習支援が新たに導入されました。受講者は自己主導で学び、エンジニアと直接やりとりができる環境が整いました。
詳細な研修内容
今回の研修コースは「90日間 フロントエンドエンジニア育成コース」で、HTML、CSS、JavaScript、さらにはReactを用いたWebアプリ開発に関する内容が学べます。ここでの特徴は、オンライン完結であり、受講者は自己主導で進める超実践型のカリキュラムが用意されています。また、現役エンジニアからのチャットサポートやSlackを活用した学習コミュニティも設けられています。
社員から寄せられた声
受講者の中には、HTMLやCSS、JavaScript、Reactの基礎を学び、PythonやSQLを用いたデータ分析に挑戦したことを高く評価する意見が多く見られました。特に、問題解決のプロセスを身につけられたことや、他の受講者やメンターとのつながりが学習の励みになったという声が印象的です。
今後の期待と展望
この研修を受けた社員は、将来的に営業支援ツールやRPAの活用、システム連携、新たなデータ分析に向けた提案ができる能力を身につけました。アイフルの人材開発課の青山課長は、学びを日常業務に活かすことで、社内のコード品質や自動化を推進していくことを期待しています。
TechTrainは、社員にとって必要なITスキルを提供し、向上心を持った人材育成に貢献していきます。テクノロジーを支える全ての人のターミナルとして、今後も幅広い分野で成長を続けるために、引き続き努力してまいります。