東京のマンション相場
2024-09-19 18:56:51

2023年の東京マンション市場、坪単価が330万円超えが主流に!

2023年の東京マンション市場、坪単価が330万円超えが主流に!



2023年度において、東京都心23区でのマンション価格は大きく変化しました。不動産データを分析し、不動産マーケティングを手掛ける株式会社マーキュリーが、新築マンション市場に関する調査レポートを発表しました。その結果、坪単価330万円(1㎡あたり100万円)以上が主流となり、特に東京23区ではこの傾向が顕著です。

総供給棟数と主要駅の坪単価



首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で供給された2023年の新築マンションは、34,896戸にも及び、330駅にわたるエリアで販売されました。特に大きな特徴として、166駅で平均坪単価が330万円を超えたことが挙げられます。この中でも東京23区では、154駅のうち81%となる125駅が330万円以上の高値を記録しています。

例えば、ファミリー向けの60㎡のマンションであれば、価格は6,000万円となり、70㎡では7,000万円、80㎡では8,000万円にまで到達します。これでは一般的な家庭にとって高嶺の花と言わざるを得ません。

超高額物件が市場を席巻



マンション市場を牽引しているのは、麻布十番駅と浜松町駅で供給された超高額な大規模物件です。麻布十番駅近くの「三田ガーデンヒルズ」は、総戸数が1,004戸と都心では珍しい規模で、平均坪単価は1,351万円(1㎡あたり408万円)に達しました。そのため、平均価格はなんと3億6,517万円にも。
また、浜松町駅に位置するタワーマンション「ワールドタワーレジデンス」は、389戸で地上46階建て、平均坪単価が1,155万円(1㎡あたり349万円)、価格は2億3,810万円です。

この2つの物件が都心の高価格相場を引っ張っており、今年の市場を象徴する物件とされています。

県別の相場動向



東京23区を除くと、神奈川県におけるマンション相場が高騰しています。特に横浜駅周辺の元町・中華街駅では坪単価683.4万円(1㎡あたり206万円)、日本大通り駅では542万円(1㎡あたり164万円)、横浜駅では530万円(1㎡あたり160万円)に達しています。
対照的に、千葉県では市川駅が423万円(1㎡あたり128万円)、埼玉県の浦和駅が391万円(1㎡あたり118万円)で最高価格となっています。

一方で、坪単価200万円(1㎡あたり60.5万円)以下の駅は18駅に減少。特に千葉県の成田駅も坪単価153万円(1㎡あたり49万円)と、相場の底上げが顕著です。

新しい住宅選びのポイント



新築マンション市場の急騰により、希望するエリアと価格のミスマッチが増加しています。最近の相場を踏まえ、エリアや沿線の選定から始めるべきでしょう。自身のライフスタイルに合った物件を見つけるためにも、相場情報を活用することが求められます。特に、選択肢が広がる中で自分の予算に見合った物件を早めに見つけることが重要です。賢い不動産購入を進めるためにも、今後の市場動向に注目していきましょう。

【マーキュリーについて】
株式会社マーキュリーは、不動産ビッグデータを活用したプラットフォームを提供し、顧客に高品質なサービスを提供することを目指しています。設立以来、技術とデータを駆使し、今後も幅広い顧客に確かな情報を届ける取り組みを続けます。

【会社概要】
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル42階
代表取締役:陣 隆浩
設立年月:1991年5月


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会社情報

会社名
株式会社マーキュリー
住所
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル42階
電話番号
03-5339-0950

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