中古物件購入の失敗
2021-10-06 11:00:07
中古物件購入時の失敗を知ろう!116人のアンケート結果公開
中古物件購入時の失敗を知ろう!116人のアンケート結果公開
マイホームを手に入れるのは、多くの人にとって人生の一大イベントです。しかし、新築だけでなく中古物件に目を向ける人も増えてきました。株式会社アールピーネットが116名を対象に実施したアンケート調査から、中古物件を購入する上での課題と、それに関する考察をお届けします。
調査概要と対象者
この調査は、中古物件を購入した経験のある116人(女性64人、男性52人)を対象に、2021年8月19日から9月2日までインターネットで行われました。回答者の多くは、経済的理由を挙げて中古物件を購入しており、その結果が多くの人へと響いています。
中古物件購入の理由
調査結果では、59.4%が「安いから」という理由で中古物件を選んだと答えています。具体的には、予算の制約やローンの厳しさを挙げる声が多く、「同じ立地の新築物件が手が出なかった」など、経済的な理由が強く影響しています。
次に多かったのが「立地が良い」という理由で、駅から徒歩圏内で便利な環境に魅力を感じて選んだ人も多いようです。また、希望の間取りや広さが確保できた点も高評価でした。これらの要因が重なり、選択肢として中古物件が選ばれています。
中古物件購入時の失敗事例
しかし、一方で「中古物件を購入して失敗した」という声も挙がっています。アンケート結果によると、最も多かった失敗の理由は「予想以上に費用がかかる」というもので、全体の25.8%がこれに該当しました。多くの方が「ランニングコストや修繕費用を見込み以上に請求された」との経験を語っており、計画的な見積もりが重要であることを示しています。
次に多くの意見を集めたのが「汚れやキズ、劣化が気になる」という点で、これは中古物件特有の課題でもあります。実際の住居状態が引き渡し時での印象と大きく異なることがあり、細部までの確認が必要です。
専門家の考察
不動産の専門家である株式会社AlbaLinkの河田憲二氏は、中古物件選びにおける経済的要因には十分注意が必要とし、「物件探しの段階から、自身のライフスタイルに合わせた絶対条件を明確にしつつ、妥協できる範囲も考えるべき」とのアドバイスをしています。また、中古物件にはリセールバリューが高いものが多いため、長い目で見ることが重要です。
まとめ
中古物件の購入には多くのメリットがありますが、それに伴うリスクも無視できません。事前に多くの情報を集め、必要なチェックポイントを設けることで、幸せな住まい探しを実現しましょう。これから中古物件を購入したいと考えている方には、これらの結果が役立つことと思います。
会社情報
- 会社名
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株式会社アールピーネット
- 住所
- 北海道札幌市中央区大通西26丁目2-10プライムパーク717
- 電話番号
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